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赤い彗星の俺

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第三十二回 「真っ赤に燃える太陽の歌声!Chaka Khan!」





真夏の夜の夢の甘い蜜を吸い足りていない、どこか物欲しげな読者の皆様こんにちは。少し涼しくなってきた9月、いかがお過ごしでしょうか?甘い蜜を一滴もすすれなかった悔しさと寂しさと心悲しさを「真夏の夜の夢」を熱唱して発散させています、アキラです。アモーレ・アモーレです。最近、外出時に必ずと言っていいほど高確立でやってくるゲリラ豪雨に本当、もう本当にご立腹でございます。駅までのほんのちょっとの距離、お店からお店へ移動するささやかな距離、今日は天気良いから気分転換に散歩に行こうとして外に出たその瞬間、待ってましたとばかりにやって来るんですよ彼が。いやぁもうなんて相性がいいんでしょうあたし達!ハッハハ!ん?傘を持ち歩きなさい?あぁ駄目駄目、彼あたしが準備万端な時には絶対やって来ないから。(怒)今回は、そんなお天気が続く雨雲を吹っ飛ばしてくれる、まさに太陽の様にパワフルで情熱的なアーティストをご紹介!真っ赤に燃える炎の様なソウルヴォイス、チャカ・カーンをご紹介!悔しさと寂しさと心悲しさなんて吹き飛ばしちまえよっ!(←と、自分に強く言い聞かせる。)

今ではもうすっかり日本のホームグラウンドになっているBillboard。最近でも8月26日から9月2日まで来日していたチャカ・カーン。読者の皆様の中にもライヴ行ったよー!って方がいらっしゃるかもしれません。あたしは過去に大阪公演2回、東京公演2回見に行きました。開場の隅から隅まで振動させるような強烈なパワーヴォイスは本当に圧巻で、最初のたった一声で開場の空気を真っ赤に塗り替えてしまう。その声を捉えた鼓膜が震えると同時に全身鳥肌が立ったあの感覚はよく覚えている。そしてとにかく腹にくる。とにかく気持ちが良い。驚異的な歌唱力でみんなの体と心を揺さぶってくる。キラキラと、メラメラと、ステージでの彼女は眩しいぐらいに輝いていて女神様みたいに見えた。チャカ・カーンの声には他の誰にもない包容力があると思う。優しくて、あったかくて、言葉なんかいらなくてただ傍に居てぎゅって抱きしめてくれる声なのだ。どういう人生を歩めばこんなに包容力のある歌い方になるんだろうってずっと思ってる。心が優しい人は自分が苦しみを経験してその痛みが良く分かるからだってあたしは思うんだけど、チャカ・カーンもそうなんじゃないかな。自身が経験した挫折や死んでしまいたいぐらいの苦しみを、音楽というものを通して自分で受け止めて消化して、ちゃんと糧にしている。痛みを忘れて楽になるんじゃなく、痛みに正面からぶつかって足掻いてもがいて強く成長していく。そんなとっても人間くさい所があたしはとっても好きだし、だからこそ彼女の歌声には芯と強かさと愛が溢れているんだと思う。ステージで輝いている姿の裏には、想像もできないほど苦しんでいた彼女がいて、でもその真っ黒な闇が光をもっと輝かせている。あたし達をキラキラと照らす彼女の眩しい笑顔が本当に大好きだ。多くの女性から支持されているメッセージ性の強い歌詞も、いつも前向きにさせてくれる。どんなジャンルの曲でも最上級に歌いこなせる卓越された実力とキャパシティ、「本物」とはこういう人なんだと思った。

1953年、米国シカゴ生まれのチャカ・カーン。60年代末からコーラスグループなどで活動を始め、確実にシンガーとしての実力をつけていく。1973年にはファンクバンド「Rufus」(ルーファス)のヴォーカリストとして華々しくデビュー。翌年にはスティーヴィー・ワンダーが提供した「Tell Me Something Good」が大ヒットし全米3位、アルバム「Rags to Rufus」も全米4位を記録する。1974年には「Rufusized」、1975年には「Rufus featuring Chaka Khan」、1977年には「Ask Rufus」を発表し、怒濤の勢いでヒットを連発。1982年には解散してしまうのだけれど、ルーファスは70年代から80年代初頭を代表するファンクグループとなり、メンバーのトニー・メイデンやボビー・ワトソンらも、音楽シーンにはなくてはならない存在のミュージシャンに成長した。もうね、ルーファスの曲は今でも良く聞くんやけどメチャクチャ格好いいいいいいいいいよおおおおおおおお!ファンク最高おおおおおおお!この時からチャカ・カーンの存在感と歌唱力は圧倒的。PVでは若い頃のチャカ・カーンも見れてとってもイイ!メッチャきゃわゆいのですよ!////





チャカ・カーンはバンドと平行してソロ活動にも力を入れていた。1978年にはアリフ・マーディンのプロデュースで、あの大ヒットした超名曲「I'm Every Woman」をリリース。この曲を収録したデビューアルバム「Chaka」も大ヒットを記録。(邦題は確か「恋するチャカ」だったと思う!)1980年には「Naughty」、1981年にはディジー・ガレスピーやハー ビー・ハンコックと共演した「What 'cha Gonna Do for Me」をリリースしてヒットを連発。1984年にはシングル「I Feel for You」が全米3位の大ヒットを記録する。この曲はプリンスが手がけ、グランドマスター・メリー・メルのラップ、スティーヴィー・ワンダーのハーモニカをフィーチャーした斬新な構成が話題を呼んだ。なんて強烈なメンツなんでしょう!豪華過ぎ!この頃にはまだメジャーではなかったヒップホップとR&Bの融合もチャカ・カーンの歌唱が最高にマッチしていてまさに先駆けと言って良い名曲。そして同年、あのデイヴィッド・フォスターが手がけた「Through the Fire」も話題になり、アルバム「I Feel for You」も過去最高のセールスを記録。1989年にはレイ・チャールズとのデュエット、「I'll Be Good to You」をリリース。R&Bチャート1位を飾る等、絶好調の彼女をもう誰も止める事はできない。90年代以降は、ジャズシンガーとしても活動を開始し、より幅を広げ実力を惜しむ事なく披露している。マイルス・デイヴィスとの共演でも絶妙にマッチしていた。ジャズを歌うチャカ・カーンも本当に色気ムンムンの声で凄い好き。ハマり過ぎ。1992年にはアルバム「The Woman I Am」でグラミー賞、最優秀女性ソロR&Bアルバム賞を獲得した。その後も精力的に活動を続け、ジャム&ルイスとのコラボレーションや、メアリー・J・ブライジをフィーチャーしたシングル「Disrespectful」などのヒットを記録。2013年はエリッククラプトンの新曲「ゴッタ・ゲット・オーヴァー」への参加が話題になっている。二人は友達同士で、クラプトン本人がチャカ・カーンを誘ったんだとか。この曲がまた渋くて、二人の化学反応が凄く刺激的でソウルフルで痺れるー!
そしてなんとチャカ・カーン、今年で還暦を迎えました!おめでとうございます!歌声は衰えるどころか、年を重ねるごとにますますパワフルになっていっております!10年後も20年後も笑顔で唄い続けてほしい!皆さんに機会があれば是非ライヴで生歌を聞いてもらいたい!
情熱的で太陽の様な彼女は、これからもずっとあたしを照らしてくれるだろう。
逢瀬アキラ



2013年09月14日 17:30




  • AKIRA
    大阪出身のシンガーソングライター。幼い頃から文章を書くことに慣れ親しみ、 自分なりのスタンスで音楽活動を続けて来た彼女の詩は、聴く者に媚びず、だが突き放しもしない。 その絶妙な距離感を自然に生み出す独特な感性を持つ。 2011年末、その独自の詩の世界を、現代的なアレンジに乗せて、新たな領域に踏み出す。
    逢瀬アキラ 公式ホームページ: http://akira3351.web.fc2.com/








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