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赤い彗星の俺

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第三十八回 「永遠のKINGS OF METAL!漢の中の漢、MANOWAR!」





梅雨が終わり本格的な夏の到来に、アバンチュールに向けワクワクソワソワを隠せない読者の皆様こんにちは。久々にお外に出たら季節が変わっていて膝の震えが止まりませんでした。逢瀬アキラです。直射日光にはめっぽう弱いですもって5分です。

大変お久しぶりでございます。去年の9月にシングルデビュー、今年の6月にはアルバムを出させていただいて本当に充実した、音楽に没頭する日々を送っておりました。(ライヴ以外はほぼお家に引きこもっての作業で一体今がが何月何日なのか分からない生活でした。) このコラムも約1年間休載させていただきました事をお詫び申し上げます。ライヴのレポート執筆の為にメタル課長にはライヴによく来ていただいてたのですが、会うたびに励ましのお言葉、アツい音楽の話、そして「コラムはね、気にせず今は自分のやるべき事に集中しなさい。一休みしたい時に帰って来ていいんだよ。そういう場所でありたいんだ。」というあたたかいお言葉をかけてもらって、もう本当に胸がいっぱいです。このMROCKS9さんで連載をさせてもらってるの誇りに思います。これからも頑張って、そしてアツく楽しく執筆していきますので、皆様これからも宜しくお願いします。

そして逢瀬アキラ、6月に初アルバム「真紅の革命」をリリースしました。全国どこのCDショップでも注文できます。Amazon様、TSUTAYAオンライン様、タワレコオンライン様等、通販でもご購入できますので、皆様どうか聴いてやってください。今の逢瀬アキラが存分につまった作品になっております。後悔はさせません。何卒宜しくお願いします。

さてさて!久々という事でとっても気合いが入っております!今回はこの灼熱の夏の到来にぴったりなこの漢達!「世界で最も大音量のバンド」という記録を持っているアメリカのへヴィメタルバンド「MANOWAR」をご紹介しましょう!!!



「MANOWARって誰?」と思う方も多いと思うのですが、まずですね、一言で言うならとーにーかーくーマッチョ!!!写真を見ればわかるようにとにかく漢くさいです。歌詞にもKillだのPowerだのご想像通りのTHE・メタラー単語がガンガン飛び出してきます。というかそれしか飛び出してないかもしれません。(笑)
名前の由来は戦艦「Man Of War」。その名の通りテーマが戦いであったり士気を高めるような、なんとも暑苦しい(良い意味でね)楽曲が多いです。日本ではメタルが好きな一部のコアなファンしか知らない彼らですが、ヨーロッパ圏ではフェスのトリを何度も務める程の人気を誇っているのです。そんな彼らのバンドの合言葉は「偽物のメタルに死を」(Death to False Metal)で、彼らは言葉通り力強く、時に壮大かつ心に刺さる楽曲を演奏する。

MANOWARの音楽はその見た目、格好からパッと見イロモノのように見えてしまいがちなのですが、実は本格的正統派メタルで、彼ら曰く真のへヴィメタル。メタルというと今日日ダサいとか思っている人、多いと思います。まさにその通りでおしゃれなバンドなどほとんど皆無なメタル界隈の中でも、このMANOWARはさらに異色を放っている。まずその格好、レザーの上下に金属製の派手すぎる肩当てなんかをしていることもあり、その長い髪をなびかせてハーレーに乗る。絵に描いた様なそんな筋骨隆々の男、いや漢達なのだけれど、楽曲は決してダサくない。むしろどう聴いても格好良い。アツい。決してブレない芯があり情熱的。
ここで皆様に是非聴いて欲しいアルバムをご紹介。

まずはこのアルバム「KINGS OF METAL」。もうタイトルからして壮大すぎる!メタルの王ときた!徹頭徹尾鋼鉄で「メタルとはなんぞや!?」が分かってもらえる1枚となっています。そして是非ジャケットにも注目して欲しい。あたしはMANOWARのCDジャケットが大好きだ。なんて勇ましく暑苦しい(良い意味でね)ジャケットなのだろうか!一体どこに戦いに行くんだ!?しかし、やはりメタルはこうでなくっちゃ!

まずは1曲目、爆走するメタル「Wheels Of Fire」。吼えるボーカル、エリックアダムスのシャウトが颯爽に響き渡り、キャッチーに聞こえるが実は様々なスパイスが散りばめられている楽曲。メタルファンでなくても聴きやすく格好良いと思ってもらえる一曲ではないだろうか。そして2曲目はアルバムタイトルにもなっている「Kings Of Metal」。一転してミドルテンポのメタルで重いリズム隊に乗って爆発するギターとヴォーカル、そしてなんと言ってもエリックとオーディエンスとの掛け合いが最高!エリック「other bands play?」客「Manowar Kill!」(他のバンドは演奏る(やる)が、マノウォーは殺る(ヤる)んだ)なんと衝撃的!でもかあっっっっっっっっっっっこいいいいいいいいいい!!!!!////あたしも叫びたいいいいいいいいい!////ライヴでは大盛りあがりの文句無しの人気曲。ここまでストレートに力強く迷いの無いメッセージは、あたしは他に知らないかもしれない。
そして更なる衝撃を受ける8曲目「Hail And Kill」。MANOWARと言えば?と聞かれれば一番にこれが出てくるレベルの名曲。曲の間奏部分のギターと観客による「Hail Hail Hail And Kill」の大合唱は、彼らのライブの光景を見ていただければわかるのだが圧巻の一言。恐ろしいまでの恍惚とした一体感を作り上げている。またエリックのシャウトが本当に気持ち良い!4:27の笑い声とかももう最高!
そして締めくくりの「Blood Of The Kings」。実はこのアルバムではこの楽曲が一番好きで、とにかく、とにかくアツいメタルなのだ。それまでのMANOWARのアルバムタイトルや曲名を随所に散りばめた歌詞も見どころのひとつで、MANOWARファンならニヤリとすること間違いなし!文句無しに格好良くて、まさに王者にふさわしい荘厳さを醸し出す圧倒的1曲となっている。

ここまで結構大げさなことを書いているように見えるかもしれないし、ネタだろ?っていう人も少なからずいるかもしれない。しかしこのバンドの実力は間違いなく本物。厚みがあり安定したテクニカルな演奏力、ただアツいだけでなく時に哀愁があり、時にパワフルで、バラードからコッテコテメタルまで歌いこなすエリックの歌唱力は他の追随を許さない、まさに王と言う名に相応しい圧倒的なものだ。そして注目して欲しいのがベースフェチのあたしが骨抜きにされてしまった、ベースのジョーイ・ディマイオ!本当にこれはベースなのか!?という衝撃を受けるほどの巧みで鮮やかで力強いプレイング!あのビリー・シーンに「ピッキングの速さでは勝てない」とまで言わしめた彼のベースソロは必聴!堪らん!

そして次にMANOWARファンからの評判がとりわけいいアルバム「Sign Of The Hammer」、「Warriors Of The World」の2枚。「Sign Of The Hammer」はMANOWARファンのバイブルともいうべき1枚で、終始MANOWAR節が炸裂している。「KINGS OF METAL」を聴いて気に入っていただけたのなら、間違いなく聴いて後悔はないだろう。
余談ではあるがメタルヘッズは人差し指と小指を立てたメロイックサインや、拳を突き上げて盛り上がることが多いと思う。しかしこのMANOWARを聞く時は右手の手首を左手でつかみ、ハンマーサイン(Sign Of The Hammer)を作り、それを掲げるのが常識。

「Warriors Of The World」はいつも通りへヴィなのだが、壮大な行進曲、大仰で美しい曲が際立って響くアルバムになっている。3曲目「Nessun Dorma」ではまさかのオペラ!「え!?エリックこんなのも唄えるんですか!?ほんでメッチャ上手いいいいいいいいい!!!」と興奮すること間違い無し!これは本当にズルい!良い意味で予想を裏切られ、また新たなMANOWARの魅力に心を奪われてしまう。そして10曲目「House Of Death」のようないつもの暑苦しい(良い意味でね)曲もあり、MANOWARを存分に堪能できる1枚になっている。
この2枚のアルバムは本当に1枚のアルバムとしての完成度が非常に高く、聞き込み要素満載!是非是非この夏のお供に聴いて欲しい!

さて、そんなMANOWAR、もちろんエピソードもまさに漢である。ベースのジョーイ、以下閣下と呼ぶ事にしよう。閣下のスーパー名言の破壊力は強烈だ。まず1つ、「MANOWARはあくまでもへヴィメタル・バンドであり、断じてコマーシャル・バンドなのではない。それが気に入らない奴らは死ぬべきだ。」まさかの死ぬべき!(笑)あまりにもスタンスにブレがなさすぎる。だがそれが良い!それが良いのだ!次、「世の中には、メタルか、そうでないものかの2種類しかない。」カテゴライズ極端!(笑)自分達かそうでないかという概念で生きていらっしゃる!(笑)いやまあそうなんですけども・・・。さて次。MANOWARというバンドにとって絶対やってはいけないことは何ですか?という質問に対して、閣下は「アンプリファイヤーのヴォリュームを下げることだ。過去にもしたことがないし、この先未来永劫することはない。そんなことをするくらいなら死を選ぶよ。」

音量>>>>>命、というどう見ても普通ではないこの価値観。まさに漢の中の漢!ヴォリュームを下げるぐらいなら死を選ぶだなんて・・・・・・かあっっっっっっっっっっっこいいいいいいいいいい!!!!!////
その音量へのこだわりは徹底しており、過去にギネスに世界で最もうるさいバンドとして認定されている。流石だ。他にもレコード会社との契約書に自分の血でサインしたり、ステージで派手に火を使って全身大火傷したりと、まぁとにもかくにもぶっ飛んでいる。MANOWARとは唯一無二のメタル界の王なのだ。
しかしそんなMANOWARをリスペクトしているメタルミュージシャンは数多く、ファンもMANOWARに負けず劣らずとにかく熱狂的だ。
今日も彼らはどこかで、真のメタルを鳴り響かせているに違いない。

逢瀬アキラ






逢瀬アキラ BIND/Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=6JQozzyMzq0
6/21発売1stアルバム『真紅の革命』 SPOT
https://www.youtube.com/watch?v=8YUlxajW7Qw
逢瀬アキラ公式HP
http://akiraouse.com



2015年07月18日 20:50




  • AKIRA
    大阪出身のシンガーソングライター。幼い頃から文章を書くことに慣れ親しみ、 自分なりのスタンスで音楽活動を続けて来た彼女の詩は、聴く者に媚びず、だが突き放しもしない。 その絶妙な距離感を自然に生み出す独特な感性を持つ。 2011年末、その独自の詩の世界を、現代的なアレンジに乗せて、新たな領域に踏み出す。
    逢瀬アキラ 公式ホームページ: http://akira3351.web.fc2.com/








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