MROCKS9

ニュース

RSS
このエントリーをはてなブックマークに追加



谷川POPゴリラ×Caramel、2マン・ガチンコバトルの最後の勝者は?




2016年5月29日、渋谷CLUB CRAWLにて「谷川POPゴリラ×CARAMEL 2マン~俺たちがCaramel POP ゴリラだ!!~」が開催された。「FLOOR WA CHAOS」ツアーで共に戦った 2組の本気バトル。この日、この 2組はどんな戦いを見せてくれたのか、ここにレポートする。

先攻は「谷川POPゴリラ」。ファンキーな SEに乗せて登場するメンバー、会場から大声援を受ける。一発目のサウンドを会場にお見舞いすると、Vo.白木が語り始める。「今日はめっちゃ緊張してるけど、めちゃ楽しいんです。ワクワクするこの気持ちをぶつけて、大好きな仲間と大好きな音楽で、今日は、Caramelをぶっ潰しにきました!!」 早々の宣戦布告である。「渋谷CRAWLー! オレ達が、」

「谷川POPゴリラだ」

大歓声の中、1曲目は谷Pの必殺ダンサブルチューン「Borderless Party」。フロアは早くも満面の笑顔で両手を上げてステージに向かう。Dr.浜屋周作のハネるリズムと、全身を使って演奏する Ba.加納誠人のベースラインに会場のテンションは上がりまくる。迫力のリフと心地よいカッティングで楽曲を彩る Gt.Ray、そして汗ダクで会場にアツいメッセージを送り続ける Vo.白木智之。会場も既に谷川POPゴリラの世界を全身で楽しんでいる。続く「A.D.S.L」で「円を作ってください!」と煽ると、手拍子と声を上げながらゆっくりと回り始めるフロア。そしてテンポが上がると合わせて高速回転を始め、曲中、手を高く上げて飛び跳ねながら楽しむ観客。キメの「ラララ・ラララ~」は会場全員での大合唱。ハネるリズムに合わせてフロアは左右に分かれての横飛びも始まる。テンションが最高潮に上がったフロアに続けて「俺的恋の予感」をお見舞いする谷P。気持ちを振り絞るように歌う Vo.白木に、腕を振り上げて応える会場。「まだまだ行けるっしょー!」と心地良いカッティングギターで始まったのは「Just the way you are」。高速ラップでたたみ掛ける白木、両手を上げて飛び跳ねる会場。ボーカルも取る Gt.Rayへ圧縮で気持ちを伝える観客達。

Vo.白木が音楽への想いを語る。「今日はオレ本気なんで、革ジャン脱いじゃいます」 そして自分がこのステージにまで至った歴史と想いを歌った「Make My Day」へ。身体を揺らしながらラップに乗せて語られる白木のメッセージ。その言葉とサウンドに身体をまかせ、共に手を高く上げて大きく振る観客。白木が持つ、観客を一気に引き寄せる力とその想いの強さに会場は引き込まれていく。これが谷Pの力だ。そして間髪を入れずに「ON YOUR BACK」へ。後半のアップテンポなリズムに「オイ!オイ!」を始めるフロア。その熱気を保ったまま次の曲「見ろよ」へ。2ステップで踊りまくるメンバーとフロア。印象的なサビで白木と共に手を高く上げるフロア。ブレイクで歌い続ける白木に圧縮、なんと白木はそのままリフトされながら会場を舞い、歌い続ける。リズムと共に徐々に高まっていく曲構成に、観客のテンションもどんどん上がっていく。続けて「ネガティブSUMMER」、中盤に思いの丈を切々と叫び続ける白木。アツイ。アツすぎる。これが谷Pだ。

そして白木が、音楽、そしてメンバーへの想いをMCで語る。普段話せないけど、メンバーに対して思ってることをここで伝えます、として感謝を伝える白木。アツイ。アツすぎる。そして長い。これが谷Pだ。「そんな気持ちを込めて歌います」 そして「メッセージ」へ。熱っぽく歌う白木に声を上げて応える会場。アツいメッセージに身体を動かしながらステージをじっと見つめるフロア。そのメッセージを届けた白木が、ここで感謝と、そして挑戦状を叩きつける。「みんなと出会えたこと、本当に感謝しています!」

「みんなとは、Caramelと、絶叫と、まなみのりさとライブをしたから出会えたかもしれない。でも、オレ達はそいつらを倒してもっと上にいかなければ意味がないと、そう思うんです!」

アツイ。アツすぎる。谷Pはどんどんトバす。ラストで再び「Borderless Party」。全身で飛び跳ね、ステージの熱にあてられてどんどんと高まっていくフロア。フロアは全く負けていない。「ウォーイ!」と言いながらスクワットを始める始末(褒め言葉です)。高速腕上げに至ってはよくわからない仕上がりに(褒め言葉です)。狂乱の夜がこの日もやってきた。叫びまくる白木とカオスになだれ込むフロア。無茶苦茶である(褒め言葉です)。しかし、この戦いはフロアが勝った。白木が一言つぶやく「強いな」。Caramelとの 2マンバトル先攻、谷川POPゴリラのステージは終了した。白木が最後にフロアに向かって語る。

「本当に強いのは、あんた達だ。絶対に、絶対にバンドに負けるな。俺達もあんた達に負けない。そうやって高め合っていきましょう、いいですかー!」

「今日オレ達は、Caramelをぶっ潰す。Caramelをぶっ潰す。残り1時間、ぶっ放していきましょう。オレ達がーーー!」

「谷川POPゴリラだ」

全力を出し切った谷川POPゴリラのメンバーを大歓声で見送るフロア。先攻の攻撃は終了した。しかし、負けず嫌いの塊である Caramelに、ここまで真っ向からケンカを売ったらどうなるのかを想像してちょっと冷汗が出た。そしてそれは現実のものとなる。


ここからフロアは赤と緑のTシャツ軍団に占拠され始める。例によってハイタッチが始まるフロア。幕が開き大歓声で迎える MOHAYA Caramel(Caramelフロア担当)。バトルの 1曲目は「月下のナミダ」。この日の序盤はしっとりと攻める Caramel。しかし、それが逆に恐い。過度なアクションをとらず、全てを押し殺すように演奏し、歌うCaramel。そして一言も発せずステージを見つめる MOHAYA Caramel。恐い。ハンパなく恐い(褒め言葉です)。曲の後半一気に駆け上がる曲調を合図に、フロアはその熱量を解放し始めた。続く曲はアップテンポなナンバーで一気に攻める構成かと思いきや、2曲目は「ラブストーリー」。この曲は熱い闘志をグっと内に秘めるような曲調。それを手拍子と2ステップで受け取るフロア。

2曲終わって、Vo.ルミからの宣言が
「先攻の谷Pが盛大にケンカを売ってくれたので、盛大に買ってやろうじゃねーかー!!!」
「みんなこれからついて来れるかー! ついて来いよー!!」

間髪入れずに、3曲目「キミに恋愛Chu-☆」へ。そして、ここで全てを爆発させる Caramel(ステージ、フロア双方)。やはりこうなった。ダメだ。Caramelが曲中にも煽りを入れ始めた。既に十二分に着火されているフロアに向かって「声出せーーー!!」と、更にガソリンを投入する。3曲目にして、早くも熱気という炎が渦をまくように会場に充満した。この日の Caramelの勢いは、谷Pにも一切引けを取らない、凄まじいものがあった。ギターソロ、Gt.ユウミに対し、これでもかの圧縮を見せるフロア。そして一歩も引かないユウミ。毎度の光景かもしれないが、そこで織りなすコミュニケーションを取り合う光景は恐いです(褒め言葉です)。続く「恋愛少女」のイントロにフロアが直ぐに反応すると、それを見て「まだ足りない」と言わんとばかりに、「ここにいる全員、いつもの真面目な姿なんか捨てて、」

「本能で暴れようぜーーー!!」

と、ルミがフロアにとってはこの上も無い高純度なガソリンをくべる! 呼応するフロアに向かって、ユウミが更に次々にガソリンをくべる。曲中に恒例となりつつある「肩を組みサークルを作った上で2ステップ」、ヘドバンはこちらもさすがの MOHAYA Caramel。進化し、精度が上がりつつも、一体感を産み、その圧を持ってステージに応える。すると、ルミが「負けねーぞ、谷P---!!」と絶叫してさらにくべる。続いて、これまで見ることはなかったイントロ無しの「恋愛少女2」。突然の展開にもフロアは直ぐに反応する。熱気という名の炎は、全員で歌うサビで豪火と変わった!! しかし、今日の Caramelは攻め手を一切緩めない。ノンブレイクで「タイトル未定」に続く。Caramelのライブ、頭のどこかでこうなることを想像していたが、その想像を超えた。「自身もフロアも焼き尽くし、そして灰にする」つもりなのであろう。これが Caramelのステージだ。

ようやくここで、初めてのMCらしいMCに。ルミがこの2マンへの意気込み、谷Pとの初めての出会いである春に行われたツアーでのエピソードを語る。そこでは「同じ道で真剣に戦っている同じバンドマンとして、ジャンルや性別を超えた谷Pへの敬意の気持ち」を語った。

MC開けの曲は意外とも言える「銀色飛行船(※カバー)」とバラード。これが Caramelの戦い方。あれだけの舞い上がった炎を、一瞬にしてステージに引き込む力は圧巻だった。このクオリティで繰り出す「表現の幅の広さ」は他にはない最大の魅力だ。続いて「LoversMoment」へ。引き込んだ炎を内なる力に変え、それを表現したこの曲では、ミドルバラードなのにフロアは 1歩ステージへと実際に近づいた。そして「Tailwind」で一気に会場を明るい空気へと変えた。その雰囲気は「Miss you&Love you」で温かい気持ちに、そして「PAPA&MAMA」でフロアが笑顔へと。この日のセトリは、どこかいつもとは違い、Caramelが伝えたい「物語」を感じるような内容で、ともすると「ワンマン」に来た錯覚に陥っていた。気付けば Caramelを観るようになって丸1年。Caramelはこんなハイレベルな戦い方が出来るようになったかと感慨に耽ってしまった。どれだけのお客さんがそれを感じたのだろう、そして初めてのお客さんはどのように感じたのだろうか?

「それではラストスパート行けますかーー!!」

と、いよいよ終盤へ。「tkmkセンセーション」が、いつものそれとは明らかに異なり、完全にそこにいる全てが音楽に満たされたようだった。続いて「スナイパーガールZ」のイントロへ。この分かり切ったこの展開は、今日はすこぶる心地がいい。

????????

それは突然起こった。。。。。。。

バスドラを踏んでいるハズの Dr.モモがなぜかステージ前に出てくる。ルミのボーカルに続き、モモがセンターで歌い始めたのである。ユウミも楽器を置き、演奏無しで 3人がボーカルをとる。

・・・・・
やりやがった!!!!!

忘れてた。
これが Caramel流。

そんな超ふざけ切ったCaramelをフロアはいとも簡単に受け入れ、そしてこの日のスペシャルを全力で楽しんだ。

2マンライブはこれで終了と思ったが、Caramelが谷川POPゴリラをステージに呼び込んだ。

「これはコラボではありません! 本気の対バンをします!」

曲は「恋愛少女2」。全員がオンステージ。双方の演奏に、ルミのVoに白木のラップが乗る恋愛少女2。それぞれがそれぞれの個性をこの曲に乗せ、全く新しい恋愛少女2を生み出した。そこにルミが「フロアも負けるなよー!」と叫び、そして一歩も引かないフロアが入り、Caramel vs 谷川POPゴリラ vsフロアで新しい「恋愛少女2」が完成した。全員が全力を使い果たした Caramel vs 谷川POPゴリラの演奏対決、そしてステージ vs フロアの 2マンが終了した。

「かーらーのー!」と叫ぶルミ。

谷Pすらも「????????」状態

「谷Pには言ってないけど、お前ら高速恋愛少女2弾けんのかーー!!」 

あー、そうでした・・・・
一瞬にして、忘れてました。
ごめんなさい。
そう、Caramelさんでしたね!?

最後の最後にしかけた、谷Pとフロアに対するサプライズ攻撃!! 谷Pメンバーも必死の猛攻。演奏もテンションも完全について行った!!! そして、ドンピシャで合わせ切ったフロア!!! 演奏が全て終了し、メンバー、そしてフロアでキメの・・・
「オレ達がー!」


「Caramel POPゴリラだー!!」


ガチンコバトルとなった 2マンライブは終了した。

最後の最後の最後で完全に一体となった会場。Caramel、谷川POPゴリラ、フロアと、そこにはそれぞれに敬意があり生まれたこの空気。この 2マン、最初は Caramel vs 谷川POPゴリラの 2マンと思っていたが、終わってみれば完全なる 3マンだった。これが本来の 2マンの正しい形なのであろう。

ただ、今回の 3マンは全員引き分け!!!!
続く物語として、次回に期待!!!
皆、日々の生活、そしてライブで精進しろ!!!


Text: 大泉 繁








谷川POPゴリラ×CARAMEL 2マン~俺たちがCaramel POP ゴリラだ!!~
2016年5月29日 渋谷CLUB CRAWL

谷川POPゴリラ
01. Borderless Party
02. A.D.S.L
03. 俺的恋の予感
04. Just the way you are
05. Make My Day
06. ON YOUR BACK
07. ネガティブSUMMER
08. メッセージ
09. Borderless Party

Caramel
01. 月下のナミダ
02. ラブストーリー
03. キミに恋愛Chu-☆
04. 恋愛少女
05. 恋愛少女2
06. タイトル未定
07. 銀色飛行船(カバー)
08. LoversMoment
09. Tailwind
10. MissYou&LoveYou
11. PAPA&MAMA
12. tkmkセンセーション
13. スナイパーガールZ
14. 恋愛少女2 谷Pバトル(Caramel×谷川POPゴリラ)
15. 恋愛少女2(高速Ver.)(Caramel×谷川POPゴリラ)





Caramel Twitter
https://twitter.com/caramel_149cm
谷川POPゴリラ オフィシャルサイト
http://www.tanikawapopgorilla.com/



2016年06月09日 21:50










URCHIN FARM


Play Da'魂

PAUL POSITION

赤い彗星の俺

OSSAN IS METAL

Facebookページ













(C)Copyright 2010-2016 MROCKS9