「音楽ビジネス」の最先端で活躍する実業者、山口哲一、松本拓也、殿木達郎、高野修平の4名の共著による書籍「ソーシャル時代に音楽を”売る”7つの戦略 ~“音楽人”が切り拓く新世紀音楽ビジネス」が、10月25日にリットーミュージックから発売される。
本書はソーシャル時代に音楽を“売る”ための戦略を、ソーシャルメディアを土台にして、PR、ミュージックビデオ、レガシーメディア、ディストリビューション、ライブ、成果報酬型プロモーションの7つのフェイズに沿って、豊富な取材や実例を元に紹介している画期的な一冊だ。
執筆に当たったのは、音楽の世界で活躍している実業者の4名。全員が専門家で当事者というこの4名が、すべてのミュージシャンやスタッフが“音楽人”として、楽曲とリスナーをつなげる役割を担っていく時代に必要な新・常識を提示している。そしてその新・常識は、あらゆるデジタルビジネスに応用可能なヒントとなるだろう。
また、Facebookグループで4名の著者が実際にやりとりをして作り上げられたという本書。今後、新たなる4名の議論がFacebookページとFacebookグループにて公開されるという、前代未聞の試みも繰り広げられる予定なので、ぜひこちらもチェックしてみよう。
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【担当編集者コメント】
「“音楽は無料(タダ)になる”“これからのミュージシャンはライブで食っていかないといけない”“ストリーミングが音楽業界の救世主になる”などなど。ここ数年、音楽や音楽業界に関しては、いろいろネガティブなことや勝手なことが言われ続けています。でも、本書の著者たちが考える新世紀音楽ビジネスは、そんな紋切り型の意見とは別なところにあるようです。“中抜き”をすれば儲かるとか、そんな悲しい話は本書に一切載っていません。むしろこれから、アーティストやスタッフ、それに異業種の人も含めた“音楽人”みんなで、いかに音楽を盛り上げていけるのか。そのことが、7つのテーマで探求されています。まさに当事者ゆえの、真剣かつリアルな提言集なのです」
【商品情報】
「ソーシャル時代に音楽を”売る”7つの戦略」
著者:山口哲一、松本拓也、殿木達郎、高野修平
定価:1,680 円(本体1,600円+税)
仕様:A5判/208ページ
発売日:2012年10月25日
ISBN:978‐4‐8456‐2156‐9
<CONTENTS>
■INTRODUCTION これからの音楽人に求められるもの
■PART1 ソーシャルメディアが音楽をドライブさせる
■PART2 ニュースをどうやって作るのか?
■PART3 PV・MVの可能性
■PART4 ソーシャルメディアありきでレガシーメディアを考える
■PART5 ディストリビューションの新しい形
■PART6 増していくライブの重要性
■PART7 成果報酬型プロモーションへ
■APPENDIX 座談会~ソーシャルメディアとの付き合い方
「ソーシャル時代に音楽を”売る”7つの戦略」