スウェーデン出身、現在の音楽シーンにおいて最も重要なプログレッシヴ・メタル・バンド、OPETH。彼らがロードランナー移籍3枚目となるスタジオ・アルバム『Heritage』を9月14日(予定)にリリースする事を発表! ファースト・シングル、そしてビデオは”The Devil’s Orchard”というタイトルに決まった。
『Heritage』は2008年リリースの『Watershed』、そして2005年の『Ghost Reveries』につぐ作品となり、この2作はそれぞれ最高の評価を得ました。彼らは作品を発表するごとに新しいジャンルを提示し、ファン、そしてミュージシャンたちを魅了。そんな彼らがいよいよ10作目となるアルバムをリリース!
OPETHのフロントマンでありギタリストであるミカエル・オーカーフェルトは『Heritage』について得意げにこう話した。
「この作品は俺達にとって10作目のアルバム/記録になるんだ。俺は全てを注いで取り組んできたよ、俺だけじゃなくてみんながね。実際の所、こんなアルバムを書き、そしてこんなアルバムに関わるために19歳の頃からずっと自分のキャリアを積んできたようにも思うんだ」
また『Heritage』で表現される音楽について、こうも語った。
「自分で言うとすると、時には昔ながらのあのどんよりしたかなりの激しさがあるし、時にはとても美しく、時には荒涼としたサウンドがある、といった感じだ。基本的に全ての楽曲を俺が書いてきたんだから、この作品についてナイスな事を言うのは当然になってしまうけど、たぶん聴いた人は思わず眉を吊り上げてしまうだろうし、確実に全てを習得した味わいがある、と言えるだろうね。俺達の音楽に対してもうちょっと深く理解してもらえれば、このアルバムの魅力をより強く感じてもらえると思う。このアルバムを作るときに受けた影響はあまりにも幅広いものだから、「こんなサウンドだよ」って説明するのは本当に難しいよ。もし誰かとこのアルバムを比較しなければならないとしたら…、もちろん比較対象はOPETHでしかありえないだろうね。でも、俺達が今までやってきた事とはちょっと違うんだ。去年はよくアリス・クーパーのアルバムを聴いていたけど、だからといってこのアルバムは『ノー・モア・ミスター・ナイスガイ』みたいなアルバムだ、なんてわけじゃない。君たちがこの作品を聴いて、気に入ってくれたら本当に嬉しいよ」
アルバムはミカエルと、PORCUPINE TREEのフロントマン/ギタリスト、スティーヴン・ウィルソンがプロデューサーに。長年共に仕事をしてきたトラヴィス・スミスは今作でもアルバムのアートワークを担当いたします。そして早くも収録予定曲も公開に!
Heritage
The Devil’s Orchard
I Feel the Dark
Slither
Nepenthe
Haxprocess
Famine
The Lines in My Hand
Folklore
Marrow of the Earth
OPETHの熱烈なファンでさえ、大きな刺激を与えるであろうこの新作『Heritage』! 日本発売は9月14日予定!(海外が9月20日予定)