Kra、ギター・舞が「毎日が夢のようでした」を最後に引退

2001年9月11日、舞が作曲した『ショータイム』にてKraとして歩み始めた。

そこからリリースされた作品は31タイトル。全ての作品においてファンへ感動を与えてくれた彼ら4人としての最終公演が28日(火)、渋谷C.C.Lemonホールにて満員のファンに向えられ開催された。

客電が落ち全ての思いがステージに向けられた瞬間に４人は登場。最新アルバム”GURICO”に収録されている『赤い靴の少女と玩具の機関銃』によってLiveがスタート。『上海遊戯』や『夢のような日々』など初期の楽曲を披露。途中Vo.景夕が「今まで色々とありましたが、今日は舞っちょが音楽を辞めるという日です。ただしめっぽいのはKraっぽくないから楽しんでいこうと思います！」とファンのテンションをあげ「世界で一番頼りない恋の歌」や「artman」などによりKraらしく本編が終了。アンコールで再度メンバーは登場するが「bird」やLive定番曲「エキストラキングダム」を一曲一曲確かめる様に演奏され、「Cab.D」や「夢で溺れた魚」など懐かしい曲が披露。最後にメンバー1人ずつ今までの思いを、そして今日で引退する舞へ向けて思いを語る中、最後にギター･舞が「ローディー時代より事務所にお世話になり、Kraが始まりました。人に恵まれ、ファンにも恵まれ支えられたのでここまで活動できました。辞めると発表してから今日まで怖くて、不安で、悲しかったけど今日という日をみんなが楽しめるLiveにする事がみなさんへの恩返しだと信じてここに立ってます。KraというBANDで活動でき毎日が夢の様な日々でした。ありがとう！」と語りかけると会場中が涙する中、最後は「ブリキの旗」によって景夕･舞･結良、靖乃、４人としての公演が終了した。今後の活動は年明けに順次発表されるとの事。

【セットリスト】

1.赤い靴の少女と玩具の機関銃
2.例え
3.ツバメ
-MC-
4.題名のない冬の日
5.街の灯
6.上海遊戯
7.夢のような日々
-MC-
8.林檎と蜂蜜
9.恋情フィソロフィー
10.世界で一番頼りない恋の歌
11.雨の告白
12.artman
13.ショータイム
14.A bientot
EN1.bird
EN2.エキストラキングダム
-MC-
EN3.電脳 I 、♡ YOU
EN4.五月雨
EN5.Cab.D
EN6.夢で溺れた魚
EN7.ブリキの旗