ミドリカワ書房、MIDOFES終了! 新曲PVは片桐えりりかと競演!

そろそろ各方面からお叱りをうけそうなミドリカワ書房 梅雨の祭典「MIDOFES 2011」東京・大阪公演大盛況で終了!
 今年で3回目となるミドリカワ書房恒例の”梅雨フェス”「MIDOFES 2011」が6月27日大阪umeda AKASOで大盛況のうちに幕を閉じた。今年は初の試み、東京・大阪2ヶ所で開催されたが、両日ともSOLD OUT。大入満員の中、伝説の茶番が東西で繰り広げられた模様。
 東京公演の前説は「赤坂しゃかしゅ」で有名なお笑いコンビ元ハムの諸見里大介が担当。登壇して普通に注意事項を読み上げるだけ笑いを取るという奇跡の滑舌の悪さを披露し、会場を暖めた。一方の大阪公演の前説はガリガリガリクソンが務めたが、自己紹介がわりに持ちギャグを連発した後に「秘密のへんけんSHOW」というフリップ芸をやり、最後はヘソでペットボトルを開ける技まで見せて会場を盛り上げた。
 前説終了後、ダークなSEと青みがかった幻想的な照明の中、トップバッターとして登場したのは“伸として梅雨”。圧巻のライティングの中、「恋に生きる人」「続・それぞれに真実がある」の2曲を演奏し、ROCKバンドらしく風のようにステージを去っていった。
 2組目はこのフェス常連・“浜田伸吾”。赤いバンダナ、ティアドロップのグラサン、袖を切ったジージャンという正装で登場した浜伸(はましん)が1曲目に演ったのは“浜田省吾”の「MONEY」。なぜここでコピーを?などという無粋な勘ぐりをはさむ間もなく、東京公演では思わず「NEW STYLE WAR」と間違えそうになる「ドライブ」を、大阪公演では「I am a mother」でオーディエンスを“浜伸”ワールドに染めた。
 続いて登場したのは、ダブルのライダース姿がそっくり・・・もとい似合いすぎの3組目の“緑心ブラザーズ”の“YO-SHING”。一聴すると曲タイトルの頭になぜだか「拝啓」とつけたくなってしまう「自信があるんです」と、彼の代表曲「私の恋愛」の2曲で観客を魅了しステージを降りていった。
 そして4組目は”ミドチル”の略称で御馴染みの”Mid Children (ミッドチルドレン)”。スタイリストが吉祥寺のギャル男系のショップで買ってきた鮮やかなピンクのシャツを身にまとい颯爽と登場した”ミドチル”は、「シーソーゲーム」風の「雄と雌の日々」、「Tomorrow Never Knows」的な「私には星が見える」を熱唱した。
 5組目は東京と大阪で異なるアーティストが登場。東京はダンディな口ひげがトレードマークの“谷村伸一”。1曲目に「いい日旅立ち~三都物語~」調の「保健室の先生」を、2曲には愛が地球を救いそうな「春よ来るな」を演奏し、オーディエンスの心に黄色いTシャツを着せて堂々とステージを後にした。一方の大阪の5組目は緑原敬之。ハンチングにアゴひげ、キーボードを弾きながら「頑張るな」と「愛なるは」を演奏し、オーディエンスから喝采を浴びた。
 6組目はミ・ドリフターズ。土曜の8時にTVの前に集合していた世代ならば100%欲しくなるあのハッピを着たメンバーがメドレーを披露。客席を昭和にタイムスリップさせた後、名曲「盆回り」と共にステージ上を右往左往しながら退場していった。
 そして7組目、大トリはミドリカワ書房。7月13日に発売される「愛にのぼせろ」収録の新曲「君は僕のものだった」とこれまでの彼の代表曲合計7曲を演奏し、トリらしい堂々としたパフォーマンスで本編は終了した。
 アンコールの声援に応えて再びミドリカワ書房が登壇し、本人の口から衝撃の事実が発表された。「今日のイベント沢山の出演者がいましたが、あれ、全部僕一人でやってました。」 3年・4公演連続の衝撃(?)の事実を発表すると、客席からはTVのバラエティ慣れした「え~!?」というお約束のレスポンスが。オチもきれいに決まった後、アンコールとしてGOING UNDER GROUNDとコラボした新曲「また明日」、「笑って俺についてこい」の2曲を演奏した。
 尚、前説の吉本勢だけでなく、ミドリカワの転換/着替えのつなぎとして、昨年同様、東京・大阪ともにレジデントDJの茂木淳一による「ウィークエンドは生乾き」というRADIO風プログラムも行われた。
最後は“本当は京都の磔磔で同じ日にあったサンボマスターのライブに行きたかった”ガリガリガリクソンと、“ミドリカワ書房の全部一人でした発言を受け、どうりで楽屋が空いていると思った、と最後まで茶番に乗っかる”茂木淳一、そしてミドリカワ書房の3人が登壇してアイドルよろしく“お楽しみ撮影会”を実施した。撮影終了後、プロレス者のミドリカワ書房らしく猪木的な「3,2,1,ミドシン!」で締めて、3回目の梅雨フェスは幕を閉じた。
新曲「君は僕のものだった」PV
ミドリカワ書房 ニューアルバム
「愛にのぼせろ」
発売日:7月13日 価格:2,800円(税込)
品番:TKCA-73654
収録曲:
1.グッドモーニング
2.銭湯の思い出
3.君は僕のものだった
4.片想われ
5.魔法にかけて!
6.こちょばしっこ
7.はじめての合コン
8.I am not a mother
9.また明日
10.熱海
all lyrics by 緑川伸一
Track5,9 music by 松本素生(GOING UNDER GROUND)
Track3 music by 小倉しんこう
Track2,5,8,9,10 produced by GOING UNDER GROUND
「愛にのぼせろ」収録楽曲 i-tunesで先行配信中
ミドリカワ書房 弾き語りTOUR2011「愛にのぼせる夏休み」
2011.08.05(金)  福岡 Gate’s7  open 19:00 / start 19:30
2011.08.07(日)  名古屋 得三  open 17:00 / start 18:00
2011.08.13(土) 仙台モーツアルトアトリエ  open 19:00 / start 19:30
2011.08.14(日) 札幌 くう open 18:00 / start 18:30
2011.08.20(土) 京都 sole cafe  open 18:30 / start 19:00
2011.08.21(日) 広島 LIVE Cafe JIVE open 17:30 / start 18:00
ミドリカワ書房愛のワンマン・リサイタル 「~秋にのぼせろ~」
2011.10.23(日) 心斎橋BIGCAT
2011.10.26(水) 渋谷クラブクアトロ
ミドリカワ書房公式HP
徳間ジャパンHP
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