究極のフロントマン、コリィ・テイラーを擁するストーン・サワーが、デイヴィッド・ボットリルをプロデューサーに迎え、地元アイオワ州デモインにて通算4作目となる作品のレコーディングを開始。アルバムは、2012年秋に発表予定。
ゴールド・ディスクを獲得し、グラミー賞にもノミネートされたロック・バンド、ストーン・サワーが、この3月より、最新作のレコーディングを開始させたことを発表した。既に新作用の楽曲はほぼ書き終えており、彼らの地元、アイオワ州デモイン郊外にあるSound Farm Studioにて、プロデューサーにデイヴィッド・ボットリル(Tool、Muse、Staindなどを手掛ける)を迎えて、レコーディングをスタートさせる、との事。前作『オーディオ・シークレシー』は2010年に発表、ビルボード・チャートNo. 6を記録、アメリカのiTunesロック・アルバム・チャートでは1位を記録したほか、ドイツ、日本、オーストリアではTop 5を、そしてイギリスやオーストラリアではTop 10にランクインし、バンドにとって最も成功を集めた作品となったのだが、その前作から約2年後となる、2012年秋に、Roadrunner Recordsよりこの最新作を発売する予定だ。
『オーディオ・シークレシー』からは、「セイ・ユール・ホーント・ミー」が世界中でNo.1スマッシュ・ヒット・シングルとなり、アクティヴ・ロック・チャートでは8週間連続でランクイン、2010年のNo. 1メインストリーム・ロック・ソングとなり、同年のアクティヴ・ロック・ソングのカテゴリーでもTop 10に入るヒットとなった。アルバム発表時にはRevolverやGuitar Edgeといった雑誌の表紙を飾り、ViceやInked、Huffington Post、SPINといった雑誌にも登場し、Jimmy Kimmel Live!にも出場するなど、大きな注目を集めるバンドとなった。そして今、彼らは誰もが待ち望んだ最新作への準備を始める。ストーン・サワーの新たなる大躍進が、今始まろうとしているのだ。
「このアルバムは、バンドにとって更なる進化となるだろうね」と、ギタリストのジョッシュ・ランドは語る。「音楽的には、今までもお互いを刺激しあいながら限界まで自分達を高めてきたんだけど、今作でも同じような形になるよ」。ジョッシュは、最新作の歌詞やストーリーテリングの側面に関しても、こう語っている。「歌詞的には、人生における複雑な状況を迎えてしまったあるキャラクターについてのものになる。最終的には、自分自身で、自分の歩むべき道を決断するんだ。残りの人生で、どのような男として過ごしていくことになるのか、といった精神的で、道徳的な力に関しての物語、とでもいうのかな。それぞれの曲で、そのキャラクターの個性を様々な視点から語っていくんだけど、その物語がどういう結末を迎えるのか、それは究極的にはリスナーが決めるようになる」
ストーン・サワーの新たなるチャプターに期待をよせるファンのために、Roadrunner RecordsはiTunes限定のサントラ、Transformers 3に提供していた楽曲「ザ・ペシミスト」のデジタル・コピーを無料で提供、このフリー・ダウンロードは、彼らのオフィシャル・ウェブサイトで現在行われている。