1999 年のデビューから現在まで、4 枚のスタジオ・アルバムと4 枚の映像作品、1 枚のライヴ・アルバムを発表し、世界中で2,000 万枚以上のアルバム総売上を記録、11 ものプラチナム・アルバムと38 ものゴールド・ディスクを獲得。グラミー賞では7 度のノミネートを受け、2006 年度のグラミー賞では「ベスト・メタル・パフォーマンス」を受賞、ここ日本でも、発表したスタジオ・アルバムは全てゴールド・ディスクを獲得し、近作ではオリコン総合チャート2 位を記録するなど、この驚異的な記録を持つ巨大な怪物、スリップノット。
デビューから13 年、バンド結成から数えると約17 年にも及ぶキャリアを総括する、彼らにとって初のベスト・アルバム『アンテナズ・トゥ・ヘル』が、ついに本日発売になった。
2010年に他界してしまった#2ことポール・グレイ(b)の人生を讃えるものとなり、さらにはスリップノットとしての「第一章の終焉」を告げ、これからの「未来」をも祝した作品となるこのベスト・アルバムは、年代順に各アルバムからほぼ均等に選曲された楽曲が全19 曲収録。さらに初回限定盤では、2009 年の英ダウンロード・フェスティヴァルでの80,000 人の観衆の前で行われた彼らのライヴ・パフォーマンスを収録したライヴCD、そして彼らの全ビデオ・クリップ20 本と、バンドの中心人物、#6クラウンによる短編ドキュメンタリー映像「ブロードキャスト・フロム・ヘル」全10 編を収録したDVD がついた2CD+DVDの3 枚組でリリース。
このベスト・アルバムを記念して、イラストコミュニケーションサービス「pixiv」(https://www.pixiv.net/)とスリップノットがタッグを組んで、「スリップノットイラストコンテスト」の実施を発表!海外アーティストと「pixiv」とのコラボはこれが初となる。アルバム発売日である7月25日から8月31日まで開催されるこのコンテストでは、スリップノットのメンバーのイラストを募集。1人でも9人全員でも自由、イラストのスタイルも自由。最優秀賞はなんとそのイラストをダミージャケットにして贈呈。これに加えてさらにメンバー9人のうち1人の写真が入った世界的に貴重なスケート・ボードが1名様に贈られる。優秀賞にはこのスケート・ボードを2枚セットにして4名に。マゴッツ賞では5名に1stアルバム『Slipknot』のボックス・セットがプレゼントされる。
★最優秀賞:ご自身の投稿作品をダミージャケットにしてプレゼント + メンバーの写真入りスケート・ボード1枚(1名様)
★優秀賞:メンバーの写真入りスケート・ボード・セット(2枚セット)(4名様)
★マゴッツ賞:「スリップノット」10周年記念ボックス・セット(5名様)
※メンバーの写真入りスケート・ボードの絵柄は選べません。ランダムにてお送りさせていただきます
マゴッツ(=スリップノットのファンの愛称)なら必ず参加しておきたい「スリップノットイラストコンテスト」の詳細は特設サイトをチェック!
「pixiv」内イラストコンテスト ページはコチラ!
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■pixivとは https://www.pixiv.net/
「作品を介したコミュニケーション」にフォーカスしているクリエイターとそのファンのためのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。「お絵かき(創作)がもっと楽しくなる場所」という理念のもと作品(イラスト・漫画・小説)の発表と交流に特化したウェブサービスとして2007年9月に開始。Webのみに留まらず、展覧会などの作品発表・交流のためのイベントも行っている。
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スリップノット – 『アンテナズ・トゥ・ヘル』
発売中
限定盤(2CD+1DVD)
WPZR-30441/2/3
¥3,980 (tax incl.)
通常盤(CD):
WPCR-14548
¥2,580 (tax incl.)
<< 収録曲 >>
【DISC 1:ANTENNAS TO HELL】
01. (sic)
02. Eyeless
03. Wait And Bleed
04. Spit It Out
05. Surfacing
06. People = Shit
07. Disasterpiece
08. Left Behind
09. My Plague (New Abuse Mix)
10. The Heretic Anthem (Live)
11. Purity (Live)
12. Pulse Of The Maggots
13. Duality
14. Before I Forget
15. Vermilion
16. Sulfur
17. Psychosocial
18. Dead Memories
19. Snuff
限定盤
【DISC 2 – (SIC)NESSES: LIVE AT THE DOWNLOAD FESTIVAL 2009 (CD)】
01. (sic)
02. Eyeless
03. Wait And Bleed
04. Get This
05. Before I Forget
06. Sulfur
07. The Blister Exists
08. Dead Memories
09. Left Behind
10. Disasterpiece
11. Vermilion
12. Everything Ends
13. Psychosocial
14. Duality
15. People = Shit
16. Surfacing
17. Spit It Out
【DISC 3 – DVD】
●MUSIC VIDEOS / ミュージック・ビデオ
01. Spit It Out
02. Surfacing
03. Wait And Bleed
04. Wait And Bleed (Animated)
05. Scissors
06. Left Behind
07. My Plague
08. People = Shit (Live)
09. The Heretic Anthem (Live)
10. Duality
11. Vermilion
12. Vermilion Pt. 2
13. Before I Forget
14. The Nameless (Live)
15. The Blister Exists
16. Psychosocial
17. Dead Memories
18. Sulfur
19. Snuff
20. Psychosocial (Live)
+『Broadcasts From Hell』短編映像集
各メンバーにフォーカスした9編の映像と、バンドにフォーカスした1編の映像、計10本の映像からなる短編映像集。監督は、M. Shawn Crahan(メンバー、#6: CLOWN)
スリップノット プロフィール
#0: SID (シド) – turntables
#1: JOEY (ジョーイ) – drums
#2: PAUL (ポール) – bass
#3: CHRIS (クリス) – custom percussion
#4: JAMES (ジェイムズ) – guitar
#5: 133 (13
3) – samples/media
3) – samples/media
#6: CLOWN (クラウン) – custom percussion
#7: MICK (ミック) – guitar
#8: COREY (コリィ) – vocals
1995年、アイオワ州デモインにてこの巨大な怪物は産声をあげる。外見に惑わされる事なく、音楽に目(耳)を向けさせるため、全員赤のジャンプスーツに、ハンドメイドのグロテスクなマスクを身につける、というスタイルを創り出したのもこの頃の事。その後自主制作として『Made, Kill, Feed, Repeat』を発表、混沌としたヘヴィネスにまみれたこの作品が偶然ロス・ロビンソンの耳に届き、彼が設立したレコード・レーベル、”I AM RECORDING”の第1弾アーティストとしてスリップノットとの契約を交わす。ロスのプロデュースのもとレコーディングが開始され、1999年7月、デビュー・アルバム『スリップノット』を発表。あらゆるジャンルを飲み込み昇華させた究極のヘヴィ・サウンドは瞬く間に話題となり、本国アメリカでは2000年に100万枚を超えるセールスを記録している。新人ながら同年のOZZFEST に参戦、その後もレーベル・メイトのCOAL CHAMBER、AMENらと全米をサーキット、他の出演者を完全に食ってしまうほどの評判を得た。同年12 月には早くもホーム・ビデオ、『ウェルカム・トゥ・アワ・ネイバーフッド』(後にDVD化もされている)を発表、ビルボード・ビデオ・チャートで1位を獲得。2000年2月には初来日公演を敢行、全公演即日完売となり、チケットを買えなかったキッズ達とスタッフ達との間で一触即発の暴動寸前の騒ぎとなった、という伝説を残す。
2001年2月にはグラミー賞”ベスト・メタル・パフォーマンス”部門にノミネートされ、その同時期にデビュー・アルバム同様ロス・ロビンソンをプロデュースに迎え次作のレコーディングを開始。レコーディング終了直後の5月中旬からヨーロッパのフェスティバル・ツアーをスタート、6月からはOZZFESTに参加して全米をサーキット、8月にはSUMMER SONIC 01出演のため2度目の来日を果たす。そして、来日直後に遂に発表となったのが、セカンド・アルバム『アイオワ』。世界規模での盛り上がりを見せていたスリップノットのこの作品は、アメリカ初登場3位、イギリス1位、カナダ1位、そしてここ日本でもオリコン総合チャート初登場4位を記録するという快挙を成し遂げる。OZZFEST 後もSYSTEM OF A DOWN、RAMMSTEIN らと共に”The Pledge Of Allegiance Tour”で全米をサーキット、翌年2002年3月には3度目の来日公演も行い、怒涛のツアー攻勢で世界を飲み込んで行った。また、2002年2月には2年連続でグラミー賞にノミネートされる。『アイオワ』に伴うツアーを終了させた後、ロンドンで行われたライヴを収録した映像作品『ディザスターピーシズ』(2002年)を発表するが、しばらくスリップノットは活動を停止、その間それぞれのサイド・プロジェクトを始動させるなどそれぞれ別の道を歩んでいく。そのため「スリップノットはもう解散か…」との噂もまことしやかに流れたのだが、その噂を吹き飛ばすかのように2003年中旬、メンバーは一同LA に渡り、リック・ルービンのプロデュースの下レコーディングを開始、あのスリップノットがシーンに帰ってきた、という最大の衝撃を持って放たれたサード・アルバム、『VOL. 3: (ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』は2004年5月に発表、ここ日本でもオリコン総合チャート初登場2位を記録したのを始め、世界各国で大ヒットを記録、現在全世界で300万枚を超えるセールスを記録している。バンドはアルバム発売直前の3月30日からFEAR FACTORYとCHIMAIRAを従えて約2年振りとなるヘッドライナー・ツアーをスタートさせ、その後もヨーロッパ・ツアー、そして2004年のOZZFEST でのセカンド・ステージのトリを務めるなど、過去に類を見ないほどの規模でワールド・ツアーを行っていく。ここ日本へも2004年10月の単独公演、そして05年のSUMMER SONIC への出演と2度の来日を果たす。新たに一つのバンドとして団結した彼らの、『VOL. 3』に伴う約20ヶ月にも及ぶワールド・ツアーの模様/興奮をそのまま封じ込めたバンド初となるライヴ・アルバム『9.0 ライヴ』を2005年11月に、そして2006年12月にはそのレコーディングからワールド・ツアーまでの映像を芸術的とも言える手法で映像化したドキュメンタリーDVD『ヴォリミナル:インサイド・ザ・ナイン』を発表している。
ワールド・ツアー終了後、バンドは再び休止期間に入りそれぞれのプロジェクトで活躍していくのだが、2007年末から地元デモインのスタジオに入り、デイヴ・フォートマンをプロデューサーに迎え、08年8月に全員のポテンシャルを全て融合させた最新作『オール・ホープ・イズ・ゴーン』を発表、全米ビルボード・チャート初登場1位をはじめとして世界各国で凄まじいチャート・アクションを引き起こし、更なる強靭な混沌さで全世界を飲み込んでいった(日本は総合チャート2位)。アルバム発売前から新生スリップノットのお披露目的全米パッケージ・ツアー、メイヘム・ツアーに参戦した以降も、LOUD PARK出演&ヘッドライナー・ツアー(サポートはMACHINE HEAD)ため来日公演を行ったほか、ヨーロッパ・ツアー、そして2009年に入ると大規模な全米ヘッドライン・ツアー~ヨーロッパ・フェスティバル・ツアーへと怒涛のツアー攻勢をしかけている。この最新作に伴うツアーが終了すると、再び休止期間に入るのだが、2010年5月、突然の悲劇がバンドを襲う。設立メンバーの一人でありバンドの中心人物でもあった#2ポール・グレイが急逝してしまったのだ。一人の家族を失った彼らがどうなるのか、誰もが心配をしていたのだが、まず10年9月に追悼の意味も込めた映像作品『(シック)ネス』を発表、11年に入ると、昔からのバンドの友人をサポート・ベースに迎えてロック・イン・リオを含むヨーロッパ、南米でのフェスティヴァルに出演、全世界を狂乱させた。2012年6月30日からはMAYHEM TOURのヘッドラインとして全米ツアー、また8月18 & 19日には彼らが主宰する初のフェスティヴァル、KNOT FEST の開催をつい最近発表したばかりだ。
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