「皆さん本当にありがとう! 9/24にリリースした両A面シングル、発売してます! スタッフの皆さん、対バンの皆さんのおかげで、今日は本当に素晴らしい一日になっています。今日は最後まで楽しんでいってください!」
そしてハードな演奏とポップな歌声が混在する楽曲を立て続けに披露する彼女。彼女が作る楽曲は、彼女のこれまでの想いや葛藤とともに生み出されてきた、彼女自身を語るものでもある。その楽曲をこのレコ発ライブで歌う、その楽しさと達成感がほとばしるステージであった。Dancing 13th Babyでは、ダンサーも加わり華やかなステージを演出する。そして、シングルのもう1曲、ハードナンバーの BINDのイントロが流れると会場の熱気が一挙にヒートアップ。生放送で彼女が話していた赤いサイリウムが揺れる。腕を振り上げる観客に対して、この曲を歌う彼女の姿からは早くも貫禄のようなものが感じられた。その熱狂の中、楽曲が終わると彼女から観客へのメッセージが。
「今日は本当にありがとう。赤いサイリウム、すごい嬉しい! サイリウムは赤で、っていつもアピールしてたんです。今回、デビューシングルが出て、たった1枚って笑われるかもしれないですけど、この1枚を出すまで、本当にすごく長い道のりでした。そして、こんなにたくさんの人が来てくれて、本当に嬉しいです。ありがとうございます!」
「今日という日を、みんなが迎えさせてくれて、本当にありがとう。これからもずっとずっと歌って、作詞作曲頑張って、みんなに伝えていきたいと思います。皆さん、これからもよろしくお願いします!」
大歓声で応える観客に笑顔を返す彼女。そしてファンへの感謝を込めてこの曲を、と歌い始めたのは「冷たい夜に」。この曲には彼女の想いが詰まっている、そしてこれからの彼女の歩む道を自らが歌い、そのメッセージを伝える楽曲である。静かなその曲調の中に、彼女の決意と感謝の気持ちが込められている。そのステージを、観客は静かに見つめ、彼女の歌声に聴き入っていた。静かに楽曲が終わり、会場に「ありがとう!ありがとう!」と繰り返して去る逢瀬アキラ。彼女が待ち望んでいたレコ発ライブがこうして幕を閉じた。
『BIND/Dancing 13th Baby』
(2014年9月24日リリース)
CD+DVD
¥1,300(税抜)
1.BIND
2.Dancing 13th Baby
BIND Music Video
CDのみ
¥1,200(税抜)
1. BIND
2. Dancing 13th Baby
3. 五月雨
【名前】 逢瀬 アキラ
作詞作曲の楽しさを知ったアキラは、オリジナル曲をライヴで演奏するようになり高校を卒業後、京都や大阪でバンド活動をスタート。上京し東京でギャルバンを組み話題を呼ぶが、惜しまれつつも1年後に解散。ソロシンガーソングライターとしての道を選ぶ。
彼女のステージはサポートメンバーやダンサー等を従えたショウ的要素を盛り込んだもので、東京を中心に展開、活動。他にもラジオパーソナリティとしての顔も持ち、レインボーFM『サタデーマニアックレディオ』でのメインパーソナリティをつとめ、ニコニコ生放送『乙女チックアキラジオ』も放送中と彼女の活動は多機にわたる。さらに音楽サイト“MROCKS9”でのコラム『赤い彗星の俺』も好評を得ている。
また、自らも公言しているように“真のアニオタ”で、その手の話題には事欠かない。そんな逢瀬アキラは『2.5次元ロックアーティスト』をキャッチフレーズに『歌って!魅せれて!笑えて!泣ける!』をテーマに活動してきたが、2014年9月24日、『BIND/Dancing 13th Baby』をひっさげ遂にデビューを果す!