HELLO!☆GIRL’S ROCK☆PANIC!! レコ発 2daysライブレポート!

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ニッチなユーザーを狙い打つコンピレーションアルバム「Agitation Clysis」シリーズ第三弾が 2/24にリリース。第三弾は「HELLO!☆GIRL’S ROCK☆PANIC!!」。今作は、GIRL’S BANDをフィーチャーリング、GILRS達の誰にも負けない個性を体感することができる。

この「HELLO!☆GIRL’S ROCK☆PANIC!!」のリリースを記念して、2/17、18の 2日間に渡り、リリース記念イベント「HELLO!☆GIRL’S ROCK☆PANIC!!」が開催された。このライブで炸裂した新世代ガールズロックの息吹をレポートする。

初日 2/17のトップバッターは「filly shully」。幕が上がると同時に神秘的に始まった「願い」。実力派揃いのバンドが織りなす旋律は、見る人を惹き付けていくのがわかる。冬の歌という「かざはな」は、Vo.松浦渚の声を十分に会場に響かせていた。ベースから始まった「月食」は、重苦しい雰囲気がありつつも、伝えようとする意思の強さが滲みでる。10年先も変わらないようにといい歌い始めた「色づく頃に」。力強くバラードを歌い伝える Vo.松浦渚のパワーに衝撃を受けた。

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次の登場は「Straight Free Children」。1曲目から飛ばしてる! 気合いが十分なのが伝わってくる。エレクトロとバンドサウンドの気持ち良い融合が心地良い。2曲目の「Crazy Crazy」でさらにボルテージがヒートアップ。Vo.真由の「あったまてますかー!」のかけ声とともに、Gt.ryoから歌い始めた「NEW WORLD」へ。軽快なリズムで客席を湧かしていく。真由が「コンピアルバムは、つまみ食いしていいなーと思った所から深入りして、そこからどんどん輪を広げて、ライブハウスを盛り上げていけたらいいなーと思っています!」「みんながレコ発だからねすごいよね!」と元気なMCで場を盛り上げる。手拍子から始まった「0×1=(イコール)」、サビでは手を左右にふり、会場は一体に。「ありがとー」と言う真由の笑顔が印象的だ。MCが苦手だという真由だが、伝えたい事は気持ちを込めて歌った「Upload」で、手を上げる観客にきっちりと伝わっていたことだろう。

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続いての登場は「KONSOME+」。映画館のようなSE、そして MCから始まった。各バンドの名前紹介をし、笑わせてから始まるという斬新さが面白い! 1曲目の「NEVER Give Up!!」から全開なKONSOME+。タオルを振り回す振り回す! その勢いのまま「DANCING mystery」へ。圧巻のパワーあるステージを見せつける。フリップを使った MCはわかりやすく説明する姿にも好感がもてる。そして、Vo.もえみが路上LIVEを通じて感じたことやありのままの自分を信じよういう想いを込めた「I wanna be…」「ここからはじめよう」本当にいい曲だ。暖かい拍手がおこる。KONSOME+の代表曲「裸足のシンデレラ」でKONSOME+らしく明るく最後を締めた。

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続く「27<HATANANA>」は、圧巻なステージパフォーマンスの貫禄勝ち。コール&レスポールからはじまった。軽快なリズムからはじまった「P・O・P」、Ba.ふじと Vo.えみのかけあいが気持ちいい。そのまま疾走感満載の「Go ahead!」が始まる。Vo.えみが本当に気持ち良く歌うからだろう。「いけますかー!渋谷ー!」と叫び「crazy crazy」を歌いきる。ベースラインが気持ちがいい。「3年以内に武道館をやるバンド」といいきる Ba.ふじ。心が熱くなるものを感じる。「Shooting star」はそんな想いや願いも込めて歌う。両手を大きくあげてクラップが始まり、手を大きく左右にふる。「Just the way」はみんなで一体になれる曲だ。自然と体が載ってしまう。それは、27の魅力だろう。

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トリは HAPPY推しバンド「mimic.」が登場! 1曲目の「HAPPY DAY」からフロアでは踊る踊る!これぞmimic.といった感じを見せつける。「DANCE & DANCE」がはじまると、メンバーの動きがますますアグレッシブにキレキレになり、フロアの熱気が上昇していった。「今宵もHAPPYだぜ! 日本一のHAPPYバンド mimic.です!」というほどあって、幸せが一杯なMCから「HELLO HELLO!!」へ。メンバーの元気な姿に触発されてフロアーも元気になる。「片思いでせつないきもちになるけど、こえてやろう、つたえてやろうという曲です「スタンド・アップ・ラヴ」。先ほどまでとは打って変わって、Vo.ちさのの歌がきもちよく響き渡る。 「もっともっと盛り上がってちょうだい!」 LASTは新曲で締めくくる。ワンマンが終わったばかりだが、ここからまた新たなステージにいこうといているのがわかる1曲だ。みんなが笑顔になれていたのがわかる。アンコールで mimic.の代表曲「KISS ME BABY」を披露する。サビでの大合唱が素敵な曲で 1日目の最後を締めくくってくれた。

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2日目 2/18の TOPを飾ったのは「ZipOut」。1曲目からアッパーチューンの「サイボーグ」。大人への不満をぶちまけた曲からスタートする。「まだまだいけんだろー!」と叫んだ Ba.Mizuki。見た目によらず熱いLIVEをぶちかましてくれる。2曲目「人生身分証明音」、自然とお客さんの拳がつきあがり踊る。このノリがZipOutの本領だろう。MCでは、シュールな感じのトークも醍醐味。「次の曲は、祭りみたいな楽しい感じですけど、ため息って曲です」彼女達らしさの皮肉もあるのだろう。そういって始まった新曲は、日本人の祭りのビートに彼女らしさがのかった1曲。緩急のビートがうまく使えているのが面白い。「ここからまだまだ!」といって始まった「超回復」。ZipOutの代名詞的な曲の育っていっている。演奏、歌に説得力がある。客先との掛け合いが熱い「fact」にて最後を飾る。この日は十分に魅力を出し切れたLIVEだった。

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つづくは「Panchromatic」。SEなしで始まった「解体少女」は、最高潮にROCKを提示してき
た。正当派ギターROCKなバンドの熱さは伊達ではない。僕らはこうだというのが伝わってくる。東京のLIVEは久しぶりというパンクロは、感極まったという。「スケープゴート」力強く歌うVo.まいの声が印象的だった。「Nicole」これまでの曲とは違い、切ない声とサウンドが会場を包み込む。こんな顔もあるんだなと驚かせてくれる。新曲「歩みのない世界」で、会場の天昇は一気にあがる。どこまでもかっこよさが際立つ。ベースから始まる「メトロ」。まっすぐ前をみすえるまいの存在感、圧倒的なLIVEで終えた。

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続いては「Milkey Milton」の登場だ。見た目と反して、「タオルまわして!」と1曲目の「プレイボーイ」から煽る Vo.mana。女子らしい歌詞にPOPさが目立つのがいい。「皆さんの熱い拳みせてください!」といいはじまった「Voice」。クールな曲の中に熱いものがあり、胸が熱くなるものを感じ、見た目とのギャプにまた驚かせられる。「まだまだいきますよ!」といい放ち、「シークレットガール」がはじまる。可愛さの中にちゃんと音楽している部分があるから見ていて飽きない。「Don’t cry goodbye」は、いままでの曲調と変わり、ROCKな楽曲になっている。その勢いに便乗して客席も熱くなる。MCでは、ミルミルらしいほのぼのとしたMCが展開され、最後は、バラードの「線香花火」で会場を感動させて出番を終えた。

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続いての登場は「キサキエミ」。「Diamond Butterfly」ゴリゴリなサウンド、これぞキサキエミだと印象づけたイメージがある。1曲目から攻めてきた印象だ。「good bye days」でキサキエミが手をまっすぐにあげ、お客さんが手をあげ、盛りあがりが一気に最高潮に。OFFマイクで「ありがとうー!」と叫ぶ。ハートがあつい。「全力でこいよ!」と叫ぶ姿がロックアーティストのかっこよさを見せてくれる。3曲目の「Go way」が始まればキサキエミもお客さんも踊りまくる! メッセージ性の強い「BOKURAへ」がはじまると、会場全員でサビの合唱がはじまる! 笑えとい歌詞が心に響く。そして、ドラムのビートに載せて会場のみんなの手拍子が始まり、客席を煽るキサキエミ。それに反応するように客席も声があがる。「みんなで騒ぐぞー」といい「very x day」が始まる。全員で飛び、最高潮の盛り上がりで終わる。

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今回のレコ発レイブのトリを務めるのは「THE LEAPS」! 最初から勢いのある「Let’s get together」。コンピ1曲目と同様、最初から飛ばしていく!最初から会場のテンションが最高潮に。これには貫禄を見せつけた。「DREAM HOPE ROCK’N’ROLL」、「明日がまってる」という歌詞が心にささる。「星に願いを」LEAPSの中でも久しぶりにやるというこの曲。歌詞が心に残る。そのまま「ほしのありか ~star sign~」メロディーと歌詞が綺麗で、会場の空気が澄み渡った気がした。この激しさと美しさの両極端があるのがTHE LEAPSというバンドなのだろう。ドラムのリズムが始まり、手拍子が自然とおこる。「ファンタスティックRADIO」、ご機嫌なロックンロールだ。「みんなの前で爆音でロックンロールできるなんて、幸せです!」6曲目の「HAPPY BIRTHDAY」へ。「10年後20年後一緒にいられるように一つずつ叶えていこう」いい歌詞だ。全員で手拍子が起こる。会場が幸せ一杯になった。アンコールは、バンド名にもなっている「THE LEAPS」。結成4周年を迎えるTHE LEAPS、そして、レコ発イベント最後を迎えるのにふさわしい貫禄あるステージだった。

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「HELLO!☆GIRL’S ROCK☆PANIC!! 」
2016年2月17日(水) 渋谷DESEO
2016年2月18日(木) 渋谷DESEO

【 filly shully 】
M-1 願い
M-2 かざはな
M-3 月食
M-4 色づく頃に
【 Straight Free Children 】
M-1 I WILL
M-2 Crazy Crazy
M-3 NEW WORLD
M-4 0×1=(イコール)
M-5 Upload
【 KONSOME+ 】
M-1 NEVER Give Up!!
M-2 DANCING mystery
M-3 I wanna be…
M-4 裸足のシンデレラ
【 27<HATANANA> 】
M-1 P・O・P
M-2 Go ahead!
M-3 crazy crazy
M-4 Shooting star
M-5 Just the way
【 mimic. 】
M-1.HAPPY DAY
M-2.DANCE & DANCE
MC
M-3.HELLO HELLO!!
M-4.スタンド・アップ・ラヴ
MC
M-5.新曲
アンコール
6.KISS ME BABY

――――
2/18

【 ZipOut 】
M-1 サイボーグ
M-2 人生身分証明音
M-3 ため息
M-4 超回復
M-5 fact
【 Panchromatic 】
M-1 解体少女
M-2 スケープゴート
M-3 Nicole
M-4 歩みのない世界
M-5 メトロ
【 Milkey Milton 】
M-1 プレイボーイ
M-2 Voice
M-3 シークレットガール
M-4 Don’t cry goodbye
M-5 線香花火
【 キサキエミ 】

1.Diamond Butterfly
2.good bye days
3.Go way
4.BOKURAへ
5.every x day
【 THE LEAPS 】
1.Let’s get together
2.DREAM HOPE ROCK’N’ROLL
MC
3.星に願いを
4.ほしのありか ~star sign~
MC
5.ファンタスティックRADIO
6.HAPPY BIRTHDAY
EN.THE LEAPS

●リリース情報

j.pngGIRL’S Compilation Album
~AgitationClysis vol.3~
[HELLO!☆GIRL’S ROCK☆PANIC!!]

2016年2月24日(水)発売
価格¥3,000(tax out)  LZLNV-008
発売元 レーベル:LIZARD NEO
販売元 FWD.Inc

【参加バンド】
キ サキエミ / Femtocell / fillyshully / 27<HATANANA> / KONSOME+ / Milkey Milton / mimic. / Panchromatic / Straight Free Children / THE LEAPS / ZipOut

■収録曲
01 THE LEAPS / Let’s get together
02 キサキエミ / BOKURAへ
03 mimic. / HELLO HELLO!!
04 KONSOME+ / I wanna be…
05 Femtocell / Recollection
06 ZipOut / fact
07 fillyshylly / 色づく頃に
08 27<HATANANA> / Shooting star
09 Straight Free Children / I WILL
10 Panchromatic / スケープゴート
11 Milkey Milton / 線香花火

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