ソロ大好き祭り-本編-Vol.7、出演者 31名、8時間に及ぶイベントで繰り広げられた世界とは?

2023年4月29日(土)、渋谷clubasiaにて、「ソロ大好き祭り-本編-Vol.7 Supported by MROCKS9」が開催された。出演人数は総勢 31名、8時間に及ぶ本編が、午前中から会場に詰め掛けたファンと共に幕を開けた。様々なジャンルからなる出演者達が、それぞれの個性を前面に押し出し、精一杯のパフォーマンスを見せる。その彼女達から伝わって来たのは、全力でステージに挑んでいる熱量と一生懸命さ、何より、会場の観客を楽しませようと奮闘する姿から、彼女達の想いがオーラとなって会場中に放たれていた。

懸命に歌を、自分を会場に届けるべく、自分も楽しく、会場も楽しく!とキラキラした世界を見せる出演者達。そして推しに力を届けたいと全力でコールをする観客、超ハイテンションでグイグイと観客を自分の世界に引き込んでいき、熱量MAXで対峙する観客、そして圧倒的なステージングで会場を魅了し、知らず知らずのうちに引き込まれていく観客など、様々な世界が披露され、クルクルと変化していく。15分という時間の中でどのように自分を魅せるか、その縛りの中での表現力に出演者全員が挑戦し、見事に観客にその想いを伝えることができていた。

ソロ大好き祭りでは、多くのシンガー、アイドルが出演することから、観客は推し以外のステージでも、共にコール、振りを全力で行い、会場全体の空気をステージ上に届ける。ステージ上の出演者としては、この上ない力強い応援となっていただろう。推しのステージが近づくと、揃いの Tシャツに身を包んだファンが前方に移るが、それまで最前にいたファンが会釈をしながら前を譲るという、ほっこりする場面が何度も見られた。複数の Tシャツを取り換えながら、多くの出演者をサポートする猛者も複数。観客もプロである。これが「ソロ大好き祭り」が創り出す魔力(?)なのだろうか。

それぞれのシンガー、アイドルは、他出演者と共にライブを行うなど、交流も多い。ソロ大好き祭りに集まった彼女達は、また次の日から精力的に活動するために全国に散らばっていき、そしてまたこのイベントに帰って来る。少しずつ少しずつ、成長していく彼女達を見届けていくのも、またこのイベントの醍醐味かもしれない。

ソロ大好き祭り。出演するシンガー、アイドルはきっちりとパフォーマンスを届けてくれる。そして会場のあたたかく一体感のある空気は、他ではなかなか感じることはない。あなたもぜひ一度、ソロ大好き祭りを、会場の楽しい空気を体験して欲しい。まずは通常イベントとして行われている β-ベータ-版でその片鱗を感じてみるのがオススメである。

photo by A.Kawasaki
Text by S.Oizumi

「ソロ大好き祭り」
バンドやアイドルグループではなく、ソロシンガー、アイドルをフィーチャーしたライブイベント。通常のイベントとして行われている「β-ベータ-版」としては月3~7回というハイペースでの開催を続け、2019年からスタートしこれまでの開催回数は 180回に及ぶ。さらに配信限定イベントや番外編イベント、規模を拡大した本編を 6回開催、今回はその本編7回目となり計200回以上を越える。ソロアーティスト限定のイベントとしては着実な信用を勝ち取りトップの位置にいる。通常イベントの β-ベータ-版にもぜひ足を運んでみて欲しい。

2023.04.29(土)
渋谷clubasia
「ソロ大好き祭り-本編-Vol.7 Supported by MROCKS9」
大島はるな/絵仁/Nao+/キセキレイ/愛野可奈/松林てろる/小原涼/加藤いくみ/
瀬戸万莉愛/723シャトンヌ⤴/鈴音ひとみ/アミューズLaLa♪ハッピーランド/
楠悠/茉白彩聖/一凛/早乙女麗那/竹歳みずほ/藤岡まりも/本條佳花/有栖川かがみ/
れみーにょ♪/上石菜月/清水舞美/MISSIW/ゆりざべす/黒咲りの/夢咲あいり/
夢中のぴろぴろ/武岡あや乃/ミツキルリ/ずんだ茜

ソロ大好き祭り Twitter
https://twitter.com/solodaisukifes

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