伝えることを私たちは諦めない、やめない！手話歌を知っていますか？と唯乃が1st Single『世界を鳴らして』配信・MV公開を開始した。
手話歌とは、音楽の歌詞に手話を合わせて表現するパフォーマンスのこと。聴覚障がいのある方が音楽を視覚的に楽しむ手段として広まり始めた。手話歌で有名なものとしては「世界中の子供たちが （新沢としひこ／中川ひろたか）」、「ひまわりの約束（ 秦基博 映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌）」、「虹（菅田将暉）」などがあるが、 オリジナルの手話歌はまだまだ少ないのが現状である。また、手話ダンスは、手話とダンスを組みあわせたもので、『熱闘甲子園』テーマソング EXILE ATSUSHIさんの「フォトグラフ」振付などで知られているが、こちらもまだ一般的とは言えない状況である。今回、この手話歌でインディーズデビューしたのが唯乃である。8月に1st Single『世界を鳴らして』の配信･MVを公開した。
この曲は、元々は手話歌として製作を始めたものでは無かった。制作過程で普段から手話歌など行っている「瑚(さんご)(MV出演ダンサー)」との出会いがきっかけである。出会った当時、瑚が開催した手話歌企画に唯乃が参加するなどの出来事･体験の中で、書きかけだったこの曲の詩を再び書き始め、完成させたものである。唯乃は「もし、二度と歌が歌えなくなったら。私はどうするんだろう、生きていけるのかな。そんな漠然とした不安の中書きかけだったこの曲を、瑚さんとの出逢いや手話歌での作品制作を通して1つの確信が自分を救った時、完成させることができました。今のところ手話歌はこの1曲のみの予定です。この曲をライブなどで行う時に、手話を取り入れながら歌うようなパフォーマンスもできたらいいなと考えています。どうか、皆さんの心の奥の奥で、鳴るものがありますように。」とコメントしている。
ダンスでMVに参加した瑚は「どうやって笑っていたっけ」分からなくなる日もありました。それでも踊ることを諦めず、私にしかできない形で、私の表現で、私の心で、この世界を鳴らすように踊らせていただきました。唯乃ちゃんが込められた曲の思いと共にあなたの心へ何かが届けられたら嬉しいです。ありがとうございました！」とコメントしている。
なお、このシングルは各種情報ストリーミングサイト（https://big-up.style/sites/help/store）からダウンロードまたはストリーミングが可能で、MVはYouTube（https://youtu.be/tRex1G9NA8M?si=7sEqTNL3WSvsH1yy）にて公開中である。
唯乃プロフィール
2001.08.17生まれ、福岡県出身・在住のシンガーソングライター。高校とは別に、高校1年から音楽人材を育成する養成学校にも通い、音楽理論や楽曲分析など専門的知識を約7年間学ぶ。高校卒業後、ソロで音楽活動を開始。WILD BUNCH FEST．2023. 2024ドームステージに出演しオリジナル曲を歌唱。その他ライブやラジオ出演、SNSを通して自身の音楽を発信している。幼少期より人に上手く本音を話せないことがコンプレックスで、今飲み込んでしまった言葉を、遠い未来になってもいつかは音楽を通して人に伝えられるように。と小学2年生の頃より1人でノートに日記のように詩を書き溜め続ける。2019年『未来のあなたへ』というタイトルの一冊の本を制作し、積み重なった沢山のノートやそこに書かれた内容をひとつの物語としてまとめる。現在の唯乃から生み出される楽曲は全て、この本の1ページ1ページに書かれた話をテーマとしている。
SNS等 https://lit.link/0817yuino
瑚（さんご）プロフィール
生まれつき聴覚障がいがあり、3歳の頃、人工内耳手術を受けて訓練を重ねる。中学卒業後に上京し、ダンスの勉強に励む。音のある世界とない世界の両方を経験した自身だからこそ伝えられる表現を追求し、手話・JAZZ・ジェスチャーを融合した「ジェスチャージャズ」を考案。振付師・ダンサーとしても活躍中。
〇活動歴
■24時間テレビ「NOTHING IS IMPOSSIBLE YOSHIKIが送る超ボーダーレスLIVE！」ダンサーとして出演。
■夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソング EXILE ATSUSHIの「フォトグラフ」振付制作担当。
■NHK「Eダンスアカデミー」シーズン５の初回放送で特集され、 EXILEメンバーのÜSA、TETSUYAと共演。
■「TRUE COLORS CHANNEL 2025 #3」MC/ #ユージ，ゲスト/ #国本梨紗 ▶TRUE COLORS ARTISTとして出演
◾miwa、Mayj.、島谷ひとみ、奥華子、ハジ→、HANDSIGNなどののバックダンサーとして出演あり
SNS等 https://lit.link/sango3555
