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凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐、今の自分達を出し切った 2ndワンマンライブ!




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2016年10月1日、六本木morph-tokyoにて、凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐ 2ndワンマンライブ「六本気!!!!!!RuriRori vs RuriRorist~♡本気でかかってこいや♡~」が開催された。初めてのワンマンライブ(2015年10月12日)から1年。開催 6日前にメンバー念願のソールドアウトを達成し、決意と想いを胸に臨んだ 2ndワンマン。そこには、熱気と愛情に包まれた空間があった。

SEが始まると、満員のルリロリスト達がその期待を胸に歓声を上げ、彼女達の登場を大きな拍手で迎える。会場の全員が待っていたこの瞬間。大歓声が会場を包み、全ての準備は整った。木下ひなこが一言「ありがとう!」。そして 1曲目「Beautiful Stars」で 2ndワンマンの幕は開いた。手拍子と大歓声で彼女達の演奏を全身で受け止めるルリロリスト。続く「恋のスパイダー」で会場の熱気はさらに上がっていく。Vo.Gt. 木下ひなこの笑顔と歌声に会場はどんどん引き込まれ、Gt. 有南も笑顔でリズム、メロディ、ソロを休みなく繰り出す。クール・ビューティ Ba. 佐藤美咲の心地良いベースサウンドが楽曲を支え、Dr. 渚奈子のこの日の大迫力のドラミングには彼女の想いが表れていた。続いては今の凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐を象徴する「ルリロリマジック」でライブを通じたルリロリストとの会話を楽しむメンバー達。満員の会場は序盤からフルスピードで展開していく。この日はワンマン。ここから彼女達の「今」を表す様々なプレゼントが会場に集まったルリロリストに贈られた。

「六本木morph-tokyoにお越しの皆さん、こんばんはーー!!」
会場「こんばんはーー!!」

ここで自己紹介からのMCで、それぞれが今日のワンマンへの意気込みを語る(佐藤美咲一度噛む)。

木下ひなこ「今日は泣かないって決めたんで(笑)」
「みんなに感謝の気持ちを伝えて、最高のワンマンにしたいと思います!!」

会場は大拍手で応え、ワンマンを楽しむ気満々である。そしてバンドとダンスの二刀流で進み続ける彼女達、次の曲はダンスバージョンの「ボディロカビリー」。全員でヴォーカルを取りながらダンスを魅せる彼女たちに、会場は手拍子、コールを忘れない。そしてダンスバージョンのまま「ハイヒールキック」へ。お馴染みの曲でコール&レスポンスも決め、熱気はさらに上がっていく。そしてここが二刀流の真骨頂、曲途中でバンド形態にチェンジする凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐。この転換時のギャップが彼女達のライブの一つの見どころでもある。続いてカバー曲「KISSして」(KOH+)を披露。ポップで明るい曲調が凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐によくマッチしていた。

ここでメンバーは一旦ステージを下り、前方にスクリーンが降りる。そこに映し出されたのは、ダンススキルアップのために修行として行っていたユニット「ヒッコリ☆ピッツァ」の映像。凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐であることを伏せ、一切告知無し、ステージのみで勝負するというまさに武者修行。その苦闘の姿が映し出された。そしてスクリーンが上がり、ステージに登場したのは・・・「ヒッコリ☆ピッツァ」だ! 曲は「ラブマシーン」、そして「ハレ晴レユカイ」。しかし先ほどの映像とは異なり、会場は大盛り上がり! そして「ヒッコリ☆ピッツァ」のメンバーが会場に語り掛ける。

「皆さん、こんにちはー!」
「あなたに愛を届けます! 私達、ヒッコリ☆ピッツァでーす!!」
「今日はルリロリさんのワンマンに呼んでいただけました!」

ヒッコリ☆ピッツァの自己紹介から、会場のルリロリストに抽選でチェキをプレゼントするというスペシャルな展開。さらに六本木morph-tokyo ゆさ店長も声で参加した寸劇を経て、当選者の発表へ。ワンマンならではの交流も会場全体で楽しんでいた。そして緩いMCの中、会場にはカホンなどのアコースティック楽器がセットされていく。そして 80年代ファッションに身を包んだ有南と渚奈子が登場し、ヒッコリ☆ピッツァのメンバーはステージを後にした。

続いてはアコースティックユニット「しわしわず」(有南+渚奈子)の演奏である。曲は「木枯らしに抱かれて」(小泉今日子)と、有南が高校の時に作曲したというしわしわずのオリジナル曲「春色」。有南のアコースティックギターと渚奈子のパーカッション、そして二人のヴォーカルでしっとりと歌い上げるしわしわず。会場はじっとその音に耳を傾けていた。ワンマンで様々なバリエーションを披露する凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐、続いては真っ白な衣装に身を包んだひなこと美咲が登場、ヒッコリ☆ピッツァでの修行は心が折れたと語るひなこ。「やっぱりルリロリストがいてくれて、の自分だと思ってるから・・・」

そして次の曲「涙の先に」を書いた有南が語る。「大きな夢を抱いて努力して、失敗したり挫折したり、でも見方を変えれば頑張ったことで何かを得ているんだな、と思って書きました。これからも自分自身のためと、お客さんの笑顔のために演奏していきます」 印象的なギターリフから始まるバラード。この 4人で進んできた、そしてこれからも進んでいくという想いを込めた曲を、満員の会場に届ける彼女達。この時の会場の空気には、ステージと会場の様々な想いが凝縮されたような密度の高さを感じた。ここから後半に向かって飛ばす凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐。「51%プラトニック」、「切なくてほのかに甘い運命」で会場の熱気は再度ヒートアップしていく。

そして 2ndワンマン最後のMCで、メンバーそれぞれがルリロリストへ感謝の言葉を贈る。それぞれが共通して話したことは、1stワンマンがソールドアウトできなくて悔しかったこと、2ndのソールドアウトのために必死になったこと、ルリロリストのおかげでここまで来れていること、ここに来てくれた皆さんや関わってくれた方への感謝を心から語り、会場はじっとその姿を見つめて聞き入っていた。美咲は涙ぐみながらこれまでの経験と感謝を、渚奈子はここで満足しないで頑張るという決意を、有南はとにかくライブを見て欲しいと思っていた心境を、そして最後にひなこが語る。

「今日は来てくれて本当にありがとうございます」
「ここに来るまで、これまで一つ一つのライブを大切にしてきました。そして」

まで話したところで、耐えていたひなこの涙腺が崩壊する。それでも続けるひなこ。

「今日のソールドアウトはゴールではないです。でも、今日ここにたくさんの人に来て欲しいと思っていたので、本当に嬉しいです。今日は来ていただいて本当にありがとうございます!」
「二刀流でバンドもダンスもまだまだですが、やるからにはとことん追求したいので、
 皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!」

大きな拍手で彼女達を支えるルリロリスト。そしてライブは終盤を迎える。「さよなら青春の日々よ」、ラスト「Sunny Ride」での掛け声は、この日最も大きな音量で会場を包んでいた。メンバーとルリロリストが力を合わせ、様々な想いを胸に時間と空間を共有し、この日だけのライブを形作っていく。

「ルリロリスト、ありがとうーーー!!」

ひなこが全力で会場に叫び、メンバーは手を振ってステージを下りた。しかし、ここで終わる会場ではない。すぐさまアンコールがかかる。少しの時間をおいてメンバーが登場し、即座に演奏に入る。定番チューンの「クロブチメガネとベビードール」に会場は再度大爆発! 「ダブルハート」、そしてラストは「Everybody Go!!!」。ルリロリストも満を持して全力でステージに立ち向かう。2ndワンマンを締めくくるこの曲中、ステージと会場の両方から発せられる幸せな空気がとても心地良かった。

「みんな大好きだよ! 本当にありがとうございましたーーー!!」

それでも会場からの拍手は止まない。再度登場したメンバーは会場への感謝を伝え、この映像を見てください!とステージを後にした。スクリーンには「涙の先に」の映像が流れ始める。この曲に込めた想いを切々と語った彼女達。その思いが映像となって届けられた。さらに、同じく六本木morph-tokyoにて Dance Style、Band Styleの 2daysライブが行われることも発表された。後日、+1のイベントが決定し、最新のスケジュールは下記となっている。
RuriRori Style +1
4/29 RuriRori -Dance Style-
4/30 RuriRori -Band Style-
5/01 凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐ 2周年記念イベント

こうして、凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐ 2ndワンマンは幕を閉じた。ソールドアウトを果たしたワンマンライブ。笑顔のルリロリスト。笑顔と想いをステージから放ち続け、涙を見せながら何度も感謝を伝えた彼女達。そして素敵な空気で包まれ続けた六本木morph-tokyo。しかし彼女達自身もここは通過点だと語った。二刀流を極めるため、さらに挑戦を続けていく凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐。そのひたむきさは必ずや何かを生み出し、感動を与え、成長につながっていく。これからも彼女達の姿を見ていて欲しい。進化を続けながら、さらに素敵な時間と空間を作り出してくれるはずである。


Text: 大泉 繁






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2016年10月1日
凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐ 2ndワンマンライブ
「六本気!!!!!!RuriRori vs RuriRorist~♡本気でかかってこいや♡~」
六本木morph-tokyo

SE
01. Beautiful Stars
02. 恋のスパイダー
03. ルリロリマジック
04. ボディロカビリー
05. ハイヒールキック
06. KISSして
07. ラブマシーン(ヒッコリ☆ピッツア)
08. ハレ晴レユカイ(ヒッコリ☆ピッツア)
09. 木枯らしに抱かれて(しわしわず)
10. 春色(しわしわず)
11. 涙の先に
12. 51%プラトニック
13. 切なくてほのかに甘い運命
14. さよなら青春の日々よ
15. Sunny Ride
Enc
01. クロブチメガネとベビードール
02. ダブルハート
03. Everybody Go!!!
Video
01. 涙の先に





凸凹凸凹 ‐ルリロリ‐ オフィシャルサイト
http://rurirori.com/



2016年10月22日 17:00