パンテラ、『俗悪』20周年記念デラックス・エディションの発売が決定！:MROCKS9

パンテラ、『俗悪』20周年記念デラックス・エディションの発売が決定！

メタル・シーン不朽の名作、『俗悪』発売から20周年を迎える今年、『俗悪』20周年記念デラックス・エディションの発売が決定！

CD+DVDの2枚組仕様となるこのデラックス・エディションには、完全未発表楽曲「PISS」と、彼らの未発表ライヴ映像を収録！　アメリカでは5月15日に、そして日本盤は、彼らの初来日公演（1992年7月）からちょうど20周年となる2012年7月 11日に発売！

　LOS ANGELES – 2012年2月25日、この日は、メタル・シーンにおいて最も重要な作品であり、その後のシーンに多大なる影響を与えた作品、パンテラの『俗悪（原題: Vulgar Display Of Power）』がアメリカでリリースされてからちょうど20周年を迎える記念日となる。フィリップ・アンセルモ（vo）、ダイムバッグ・ダレル・アボット（g）、レックス・ブラウン（b）、そしてヴィニー・ポール（dr）が創り上げたこのアルバムは、アメリカレコード協会からダブル・プラチナムに認定されており、彼らを代表する名曲、「Walk」や「Mouth For War」、「This Love」や「Fucking Hostile」が全て収録されている作品だ。

　この記念すべき年を祝福するべく、RHINOはこの作品の強靭な攻撃性の全てを、CD+DVDの2枚組のデラックス・エディションという形で再び世に送り出すことになった。

　DISC 1となるCDは、オリジナル収録楽曲のリマスター音源を収録、さらになんと、つい最近発見された、当時レコーディングされていながら、今まで完全に未発表となっていた楽曲、「PISS」がボーナス・トラックとして収録される。この楽曲は、長い間失われたままとなっていたのだが、ヴィニー・ポール（dr）がPANTERA音源のアーカイヴを掘り起こしていた時に発見された楽曲だ。また、DISC 2となるDVDには、こちらも今まで未発表となっていた、1992年9月、イタリアで行われたライヴ・パフォーマンスの映像と、今作から生まれた3本のビデオを収録している。この時期の彼らのライヴ映像は非常にレアとなっているため、こういったデラックス・エディションでこのライヴ映像を見られる事は、ファンにとってはとてつもない興奮を味あわせてくれることになるだろう。

　「"PISS”は、パンテラの現存する音源で、唯一の完全な未発表曲だ。『俗悪』レコーディング時に録られたもので、パンテラ特有のアティテュードと、パワーグルーヴが100%詰まった楽曲さ。ミキシングを終えた今、なぜこの曲をアルバムに収録しなかったのか、俺には信じられないくらいだ。20年の時を越え、あの時のパンテラのサウンドが産み落とされたってわけさ。一緒に乾杯しようぜ！」 ─ ヴィニー・ポール（dr）

　このデラックス・エディションは、USでは5月15日、RHINOより発売され、ここ日本では、もう一つの20周年、1992年7月に行われたPANTERAの初来日公演も同時に祝すべく、2012年7月11日に日本盤として発売。しかも、日本盤には、4月11日に行われたGOLDEN GODS AWARDSで初お披露目となった完全未発表曲「PISS」の最新ビデオ・クリップが、日本盤用ボーナス素材としてDVDに追加収録される。

　この最新ビデオ・クリップ「PISS」は既に公開となっており、まずバンドのオフィシャルFacebook上で公開され、その後YouTube上のPANTERAチャンネルで公開されている。

http://youtu.be/yeVJguP_T40

　この映像は、バンドのFacebookでの呼びかけに集まった世界各国のファンがパンテラの楽曲に合わせて騒いでいる映像や、実際にLAで行われた撮影に集まったファン達が暴れまわる映像を、監督: Zach Merckがまとめあげたもの。あの印象的なジャケット同様、顔を殴られる映像なども使われている。今作の収録楽曲は、以下の通り。