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CREA、「TSUTAYA O-WESTワンマンライブ」。その言葉の意味とは。




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2016年4月14日、渋谷TSUTAYA O-WESTにて、ガールズロックバンド「CREA」のワンマンライブ「CREA ONEMAN SHOW~One & Only~」が開催された。ライブレポート本編は、盟友・長澤氏のレポートをご覧いただくとして、ここでは MROCKS9流に、彼女達のこれまでの歩みと合わせて、違った視点で記してみよう。

TSUTAYA O-WESTでのワンマン。発表されたのは 2015年8月31日、同じ渋谷TSUTAYA O-WESTでの企画ライブ CREA Presents『SUMMER EPILOGUE』のことであった。それから半年、彼女達はどんな変化を見せてくれたのか。

この日は Vo.Nakiの誕生日。平日にも関わらず、TSUTAYA O-WESTはほぼ満員のクレアリスト(CREAのファン)で埋め尽くされた。待ちわびた観客の前に現れた彼女達は、緊張と期待が入り混じった、しかし自信に満ち溢れた晴れ晴れとした表情でステージに登場した。そして、CREAの強さを示す楽曲「GO+AHEAD」で、ワンマンライブはスタートした。

TSUTAYA O-WESTでのワンマン。彼女達は「挑戦」という言葉を何度も口にした。次に進むための挑戦。彼女達がその想いを込めた映像をもう一度ご覧いただきたい。

発表から半年、その間には様々な出来事があった。その中でも大きかったのは、7日間ホストとして出演した「tkmk爆女祭 Vol.1」だと彼女達も語っている。7日間やり切ることの重大さと仲間の大切さ、周囲のサポートへの感謝を、彼女達は事ある毎に語っている。この 7日間での彼女達の変化は、筆者の目からも見ても明らかに感じたほどであった。その経験を経て実現したワンマン。語り切れない想い、クレアリストと多くの人への感謝と共に、彼女達はステージに立っていた。

この日を楽しみにしていた観客の前で、TSUTAYA O-WESTのステージの上で、時には激しく、時には繊細にステージを進めていく CREA。パワフルなドラムを聴かせる Dr.Miku。常に笑顔の彼女、この日は口を結んで一心に奏でる瞬間がたくさんあった。アグレッシブなアクションでベースを奏でる Ba.Hiroka。高ぶる感情と共に、楽しそうにステージを飛び跳ねる姿が印象的だった。時にはクールに、時にはアツくギターを奏でる Gt.Aiko。CREAが好きでたまらないと語った彼女の想いは、プレイとなって届いてくる。そして、MCで「CREAを5年やってきて、ようやくたどり着いたTSUTAYA O-WESTでのワンマン。この5年間でこんなに仲間が出来たんだなとすごく嬉しくなりました」と語った Naki。CREAのフロントパーソンとして、観客の目を吸い寄せるその存在感は確実に大きくなった。ステージでの彼女達の躍動、そして会場の熱狂と興奮は、レポート本編で感じて欲しい。

この日、ポイントの一つとなったのは「桜の咲く道」。シンプルな楽曲ほど、そのメッセージを伝えるのは難しくなる。この静かな曲から発せられる CREAの実力は聴く者を圧倒した。そして、クレアリストも粋なメッセージを送った。アンコールのコールで、「桜の咲く道」の大合唱をしたのである。春を迎えての CREAへのメッセージ。この日会場に集まった全員の想いが詰まっていた。

アグレッシブにワンマンのステージを進める彼女達。ロックバンドとしての力強さと共に、メッセージと想いがステージからひしひしと伝わってくる。対するクレアリストも負けてはいない。腕を高々と振り上げ、身体を動かしながら、どんなに激しい応酬でも難なくこなすクレアリスト。ステージとフロアのパワーが相まって、会場の熱気は途切れることがなかった。

アンコールで新曲をアコギで披露し、ここでもきっちりとその想いを表現した CREA。そして最後に向けて熱狂を作り出す彼女達。ラストは1曲目の「GO+AHEAD」(前へ)で締めた。そこには、このワンマンライブの次へ、未来へ向かうというメッセージでもあっただろう。

ライブが終わり、涙を見せる彼女達。そこには達成感と同時に、感謝と幸せが含まれていたに違いない。それだけの感情を抱けること自体、本当に幸せなことだと思う。その彼女達から元気をもらい、応援するファンがいる。これほどまでに幸せが充満する空間、その場にいるだけでパワーをもらえるような空間だった。

TSUTAYA O-WESTでのワンマンライブを成功に導いた CREAとクレアリスト。彼女達は、この日をどのように昇華し、自らの成長の糧としていくのか。CREAは、5月9日から15日までの7日間、目黒鹿鳴館での「tkmk爆女祭 Vol.2」のホストを務め、7日間連続での出演となる。前回の tkmk爆女祭 Vol.1で覚醒した CREA。一回り大きくなった CREAが 7日間をどう見せてくれるのか。ぜひその目で確かめて欲しい。これからも彼女達の変化、成長を追っていきたいと思う。

「戦え、CREA。」

Text: 大泉 繁
Photo: KOKI Yamashita




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CREA ONEMAN SHOW~One & Only~
2016年4月14日 渋谷TSUTAYA O-WEST
01. GO+AHEAD
02. ReBORN
03. GO+ON
04. LINK
05. Liar Angel
06. 悪女なあの子
07. Last Dance
08. 新曲 タイトル未定1
09. リフレイン
10. REASON
11. 桜の咲く道
12. Flap×Slap!
13. Windy
14. GO MY WAY!
Encore
01. 新曲 タイトル未定2
02. 新曲 タイトル未定3
03. ダリア
04. GO+AHEAD



【LIVE情報】
4.26(火) 渋谷DESEO[2MAN]
4.29(金) 池袋CHOP
5.04(水) 川崎セルビアンナイト
5.09(MON)-5.15(SUN) 目黒鹿鳴館「叫べ!爆女祭Vol.02」
5.20(FRI) 心斎橋Paradigm
5.21(SAT) 名古屋MUSICFARM
5.31(TUE) 都内某所





『GO MY WAY!』
https://www.youtube.com/watch?v=NN2lPIkQyyM
『REASON』
https://www.youtube.com/watch?v=CsIDzDgBt8Q
CREA Web
http://crea-music.com/pc/
「tkmk爆女祭」Web
http://www.bakuonsai.com/



2016年04月22日 00:45