ネット上で爆発的に話題になっている、イケメン外国人チェリスト二人組。マイケル・ジャクソンやガンズ・アンド・ローゼズなどロック、ポップスの名曲を”あり得ない”前代見聞の壮絶なプレイでカヴァー。楽器も弓も崩壊寸前の情熱的で超絶技巧プレイが評判をよび、多くの国内の人気ブログでも取り上げられ、遂に今週Yahoo!トップページでそのニュースが紹介された(ポータルサイトの固有名詞を避けた方が良い場合は「Yahoo!トップページ」ではなく「各ポータルサイト」に変更お願いいたします)。一体彼らは誰?何者なのでしょうか?
彼らはルカ・スリックとステファン・ハウザー。それぞれ23歳、25歳のクロアチアのチェリストである。2人は名門音楽大学(英国王立音楽院、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック)でチェロを学び、クラシックのコンクールでの優勝歴もある。クラシックの殿堂といわれるヨーロッパの有名ホールでも演奏している、将来が楽しみなチェリストなのだ。
昔から知り合いだった2人がひょんなことから2つのチェロでポップスをやってみようと思い立ち、2011年1月某日、動画サイトへマイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」をアップしたところ、またたく間に100万…200万と再生されてゆきトータルで約560万回という再生回数を記録るすほどの大反響があった。動画アップからたった3日後に有名マネージメントや大手レコードレーベルからのオファーが殺到し、熟慮の結果、ソニー・マスタワークスと契約に至った。
そんな彼らのデビューCDが日本では9月21日(予定)に発売される!コールド・プレイの「美しき生命」、U2の「約束の地」、スティングの「フラジャイル」、等のヒットもカバーしており、2人の豊かな音楽性に裏打ちされた伸びやかな音色も存分に収録されている。オフィシャルHPではマイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」、ガンズ・アンド・ローゼズの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」の試聴が開始された。
【リリース情報】
2CELLOS「2CELLOS」
国内盤9月21日発売予定
<収録曲>
1 Where The Streets Have No Name(U2)
2 Miserlou Pulp Fiction Theme (Dick Dale)
3 Use Somebody(Kings of Leon)
4 Smooth Criminal (Michael Jackson)
5 Fragile(Sting)
6 The Resistance(Muse)
7 Hurt(Trent Reznor/Johnny Cash)
8 Welcome to the Jungle(Guns N’Roses)
9 Human Nature(Michael Jackson)
10 Viva La Vida (Coldplay)
11 Smells Like Teen Spirit (Nirvana)
12 With or Without You (U2)
日本盤ボーナス・トラック
13 Fields of Gold (Sting)
【バイオグラフィー】
ルカ・スリック:1987/8/25 クロアチアで生まれ育つ。5歳でチェロをはじめ18歳でウィーン大学に入学。2009年にはロンドンの名門ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック[英国王立音楽院]に入学し、若手アーティストを援助するエルトン・ジョン・スカラシップ[奨学金]をうけることに。2009年にルトスワフスキ国際コンクール(於:ワルシャワ)で優勝。コンセルトヘボウ、ムジークフェライン、ウィグモアホール等 誰もが憧れるクラシックの殿堂ホールでの演奏経験を持つ。
ステファン・ハウザー:1986/6/15 クロアチア生まれ。8歳でチェロをはじめた。ロンドンのトリニティ・カレッジ・オブ・ミュージックで5年、その後マンチェスターにある有名なロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックで研鑽をつんだ。20世紀の偉大なるチェリスト=ロストロポーヴィチの最後の弟子であるハウザーは、過去21回、コンクールで優勝経験をもち、英国チャールズ皇太子の前で2度演奏している(バッキンガム宮殿/セント・ジェームズ・パレス)。
2 Cellos オフィシャルHP