2017年1月31日(フラゲ)、URCHIN FARMによる Webアルバム『CALENDER FILMS』の 9曲目の配信が開始された。タイトルは「アイノウタ」。CALENDER FILMSも後半戦、9曲目はどんなテイストで攻めてくるのか?
「来たぜポップだぁぁぁぁぁぁ!」
これぞポップソング。ミドルテンポのノリのいいイントロから、頭を振ってしまうこと間違い無し。今回も「聴いてもらえれば全て」感満載ですが、レビューというかむしろ感想!
ポップなイントロに続き、聴く人に優しい言葉で語りかける。
「いつも通り負けないで 立ち上がって歩き出す
自分宛の言葉を探す 頑張れしかないや
それだけでいいんだよ それだけでいいんだよ
無理に走り出しても 息切れしちゃうでしょ」
仕事、生活、様々な日常で生まれる「頑張らなければいけない」シーン。皆それぞれが必死に頑張って暮らしている。でも、ふとした時に感じる「ふぅ」という感覚。そんな時に心を癒してくれる優しい曲になっている。
「大人になってみても分からない 愛とか僕が生きてるその理由とか
答えは何も一つじゃない 好きな物を好きと言えばいい」
ここがこの曲で一番好きな部分。「愛とか僕が生きてるその理由とか」の部分では、詩、言葉の順番、リズム、メロディの組み合わせがものすごく絶妙に作られており、「うわぁ」と声が出るほどの美しい展開。そして「好きな物を好きと言えばいい」の強さと優しさで聴く人を勇気づける。この展開はマジ素晴らしいです(ほんとに単なる感想だな・・・)。
「語り継がれてくような アイノウタにはならなくても
君の心がポンと弾む そんな歌になれば」
「60億人に届く アイノウタは歌えないけど
君の背中をポンと叩く そんな歌になれば
それこそアイノウタ」
全世界に届く歌にはならないかもしれないけど、『君』一人ひとりにとって大事な歌になりたい、それが僕たちの「アイノウタ」だよ、という URCHIN FARMの根源にも近いメッセージ。それは今回のアルバムの制作過程や楽曲群からも十分感じられると思う。アルバム完成まであと少し、その想いにどっぷりと浸って楽しんでいきましょう!
Text: 大泉 繁
●『CALENDER FILMS』が短編映画とコラボレーション!
12ヶ月連続で配信を続けている『CALENDER FILMS』。この楽曲たちが 2017年春、ネット上で公開される短編映画とコラボレーション! 毎月1枚ずつめくられていく季節と共に、楽曲に加え、映像も創られていく。『CALENDER FILMS』は新たな展開を加えることとなった。映像と楽曲、そしてどんなストーリーが展開されるのか、期待に胸が膨らむ。
そして URCHIN FARMのメンバーも出演することが決定! 5/2(火)の SHIBUYA DESEOでの URCHIN FARM CALENDER FILMSワンマンにて上映が決定した。楽しみに待っていて欲しい。
URCHIN FARM 『CALENDER FILMS』 短編映画 トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=cCD59scn_5I
●URCHIN FARM 12ヶ月連続無料配信アルバム
『CALENDER FILMS』
2016年6月1日~2017年5月1日まで毎月1日リリース
URCHIN FARMが贈る Webアルバム『CALENDER FILMS』。6/1から 12ヶ月連続、毎月1日に新譜が無料配信される。メンバーは 1年かけて楽曲を制作し、リスナーはその過程も楽しみながら完成されていく、新しい形式のフルアルバムである。アルバムタイトル通り、季節を彩る12のシーンを一枚ずつめくっていき、それを重ねていくことで、1つのフルアルバムを作っていく。
ダウンロードは下記サイトから!
http://newscript-inc.com/calenderfilms/
【URCHIN FARM】
矢澤 壮太(Vo.G)
師崎 洋平(G.cho)
SHITTY(Ba.)
浅野 智基(Dr.cho)
URCHIN FARM『CALENDER FILMS』特設サイト
http://newscript-inc.com/calenderfilms/
URCHIN FARM オフィシャルサイト
http://www.urchinfarm.info/